中国 地方
地方
86 軒
753 種
10,768 件
¥850
¥1,999
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
中国は、鳥取の柔らかい純米酒から広島・西条の芳醇な吟醸まで、軟水を生かした酒造りが広がる地方です。山陰の日本海側と山陽の瀬戸内海側とで気候も酒質も大きく異なり、鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県それぞれに個性があります。
中国の酒は全国と比べて味わいの印の割合は全国に近く、辛口は多め(49%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
| 印 | 中国 | 全国 |
|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 49% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 28% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 12% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 4% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 7% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +2.8 | +2.1 |
| すっきり | 29% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 42% | 41% |
| コクがある | 29% | 26% |
| 旨みがある | 39% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 489 種、味わい 493 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 | 135 種 | ¥3,630 | ¥1,485 | ¥3,300 |
| 大吟醸 | 58 種 | ¥4,300 | ¥1,414 | ¥3,999 |
| 純米吟醸 | 157 種 | ¥2,002 | ¥1,239 | ¥1,980 |
| 吟醸 | 6 種 | ¥1,620 | ¥1,320 | ¥1,694 |
| 特別純米 | 45 種 | ¥1,815 | ¥1,237 | ¥1,760 |
| 純米 | 178 種 | ¥1,680 | ¥1,036 | ¥1,650 |
| 特別本醸造 | 6 種 | ¥1,286 | ¥1,060 | ¥1,389 |
| 本醸造 | 20 種 | ¥1,320 | ¥850 | ¥1,300 |
| 普通酒 | 15 種 | ¥1,142 | ¥968 | ¥1,133 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 753 種
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 燦然 黒田庄 純米酒 | 菊池酒造 | 純米 旨みがある すっきり | ¥1,760 | 4 |
| 龍勢 日々綽々 山田錦 | 藤井酒造 | 純米 | ¥1,760 | 4 |
| 防長鶴 純米 無濾過原酒 | 山縣本店 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり | ¥1,760 | 4 |
| 豊の秋 本醸造 | 米田酒造 | 本醸造 | ¥1,812 | 4 |
| 玉櫻 純米 とろとろにごり酒 | 玉櫻酒造 | 純米 甘口(日本酒度 -8) にごり・発泡 | ¥1,815 | 4 |
| 七冠馬 純米 ひやおろし | 簸上清酒 | 純米 やや辛口(日本酒度 +2) | ¥1,870 | 4 |
| 極聖 純米吟醸 雄町米 瀬戸の魚島 | 宮下酒造 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) 華やか コクがある | ¥1,870 | 4 |
| 二面 上撰 | 板野酒造本店 | 普通酒 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり | ¥1,870 | 4 |
| 倉敷小町 吟醸 | 菊池酒造 | 吟醸 すっきり | ¥1,870 | 4 |
| 西條鶴 純米生原酒 | 西條鶴醸造 | 純米 中口(日本酒度 0) コクがある すっきり | ¥1,870 | 4 |
| 神雷 純米酒 シンライイワクラ白ラベル | 三輪酒造 | 純米 辛口(商品名の表記) 旨みがある すっきり | ¥1,870 | 4 |
| 五橋 純米酒 イセヒカリ | 酒井酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり | ¥1,870 | 4 |
| 千福 精撰粋松 | 三宅本店 | 普通酒 やや甘口(日本酒度 -2) | ¥1,900 | 4 |
| 諏訪泉 冨田 七割 | 諏訪酒造 | ¥1,925 | 4 | |
| 隠岐誉 純米酒 山田錦 | 隠岐酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +6) | ¥1,925 | 4 |
| きびの吟風 山廃純米酒 清濁併呑 | 板野酒造場 | 純米 | ¥1,980 | 4 |
| 神心 純米吟醸原酒 ミミズク | 嘉美心酒造 | 純米吟醸 やや甘口(日本酒度 -2.5) | ¥1,980 | 4 |
| 長門峡 手造り原酒 | 岡崎酒造 | 中口(日本酒度 +1) コクがある 旨みがある | ¥1,990 | 4 |
| 長門峡 純米無濾過 | 岡崎酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) | ¥1,996 | 4 |
| 神雷 純米吟醸 | 三輪酒造 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) すっきり | ¥2,000 | 4 |
都道府県
蔵元 86 軒
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 永山酒造Nagayama Shuzo | 山陽小野田市 | 1887 年 | 16 | ¥1,613 | 175 |
| 簸上清酒Hikami Seishu | 奥出雲町 | 1712 年 | 7 | ¥1,540 | 140 |
| 辻本店Tsuji Honten | 真庭市 | 1804 年 | 13 | ¥1,375 | 133 |
| 金光酒造Kanemitsu Shuzo | 東広島市 | 1880 年 | 13 | ¥1,870 | 131 |
| 亀齢酒造Kirei Shuzo | 東広島市 | 1898 年 | 13 | ¥1,320 | 119 |
| 板倉酒造Itakura Shuzo | 出雲市 | 1871 年 | 13 | ¥1,650 | 116 |
| 大嶺酒造Ohmine Shuzo | 美祢市 | 1822 年 | 9 | ¥2,475 | 109 |
| 李白酒造Rihaku Shuzo | 松江市 | 1882 年 | 7 | ¥1,375 | 106 |
| 中川酒造Nakagawa Shuzo | 鳥取市 | 1828 年 | 11 | ¥1,800 | 96 |
| 永山本家酒造場Nagayama Honke Shuzojo | 宇部市 | 1888 年 | 8 | ¥1,633 | 87 |
| 天寶一Tenpoichi | 福山市 | 1910 年 | 8 | ¥1,265 | 84 |
| 米田酒造Yoneda Shuzo | 松江市 | 1896 年 | 9 | ¥1,812 | 79 |
| 中島屋酒造場Nakashimaya Shuzojo | 周南市 | 1823 年 | 11 | ¥1,350 | 79 |
| 稲田本店Inata Honten | 米子市 | 1673 年 | 9 | ¥1,265 | 72 |
| 白菊酒造Shiragiku Shuzo | 高梁市 | 1886 年 | 12 | ¥1,060 | 72 |
| 諏訪酒造Suwa Shuzo | 智頭町 | 1859 年 | 7 | ¥1,680 | 65 |
| 藤井酒造Fujii Shuzo | 竹原市 | 1863 年 | 7 | ¥1,295 | 64 |
| はつもみぢHatsumomidi | 周南市 | 1819 年 | 5 | ¥1,925 | 62 |
| 梅田酒造場Umeda Shuzojo | 広島市安芸区 | 1916 年 | 7 | ¥1,280 | 61 |
| 福羅酒造Fukura Shuzo | 湯梨浜町 | 1889 年 | 6 | ¥968 | 57 |
水と米
中国地方は北を日本海、南を瀬戸内海に挟まれ、中国山地が東西に連なる地形です。日本海側の鳥取は、急峻な山々に源を発する短い河川と、地層でろ過された軟らかく清らかな伏流水に恵まれ、冬は雲に覆われて日較差が小さいため、もろみの発酵管理がしやすい気候です。瀬戸内海側の広島・西条は、龍王山を水源とする中硬水の井戸水を仕込み水とし、盆地特有の内陸性の気候で冬によく冷え込みます。ミネラルの少ない軟水は本来発酵が進みにくい性質を持ちますが、麹菌を米の内部まで浸透させる「突きハゼ麹」を使う醸造法が明治期に確立され、軟水の弱点を克服して独特の芳醇な香りを引き出しました。同じ中国地方でも、山陰と山陽で仕込み水の硬度が異なり、それぞれの醸造法を育んできました。
酒質の傾向
中国地方の酒質は県によって幅があります。鳥取(山根酒造場)は麹の使用割合を高めた純米酒づくりを古くから貫いており、キレの良さと米の旨味を併せ持ち、燗にすると持ち味が際立つ酒が多く見られます。広島・西条(賀茂鶴酒造)の酒は、地元の水の性質を生かした軟水醸造法によって、きめ細やかで繊細な口当たりに芳醇な香りが重なる味わいに仕上がります。山口(獺祭)・岡山(室町酒造)・島根(米田酒造)もそれぞれの土地の水と米を生かした個性を育んでいます。海産物の旨味を引き立てる鳥取の酒、香り高く食卓になじむ広島の酒と、山陰・山陽それぞれの気候風土が酒質に表れています。