静岡県 都道府県 GI

都道府県 GI

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 15 軒
銘柄 18 銘柄
在庫の商品 133 種
ショップの出品 1,021 件
最安値(720ml) ¥935
最安値の中央値 ¥1,950
GI GI静岡(2023 年指定)
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

静岡県は、県内全域が2023年に清酒の地理的表示(GI)「静岡」に指定された産地です。富士山や赤石山脈から流れる軟水と、独自開発の静岡酵母が生むやわらかな果実香で、キレの良い淡麗な酒質に仕上がります。

静岡県の酒は全国と比べて華やかが多く(56%、全国 41%)、辛口は多め(63%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
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甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で静岡県は辛口の割合が 4 番目、すっきりが 28 番目、華やかが 3 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは富山県・福岡県。県ごとの図を並べて見る

辛口 63%すっきり 28%華やか 56%旨み 19%コク 25%
静岡県 全国(目盛りは 25% ごと)
印静岡県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)63%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)25%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)8%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)2%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)2%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+3.7+2.8+1.5+2.1
すっきり28%47%35%34%
華やか・フルーティ56%35%50%41%
コクがある25%28%19%26%
旨みがある19%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 92 種、味わい 57 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

静岡県の日本酒の銘柄 18 銘柄(在庫の商品 133 種)

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
臥龍梅 三和酒造 特別本醸造〜純米大吟醸 辛口 コクがある 華やか ¥1,408〜¥5,980 20 種
正雪 神沢川酒造場 本醸造〜純米大吟醸 辛口 フルーティ 華やか ¥1,412〜¥2,970 20 種
開運 土井酒造場 特別本醸造〜純米大吟醸 辛口 すっきり コクがある ¥1,260〜¥6,050 17 種
磯自慢 磯自慢酒造 本醸造〜純米大吟醸 辛口 華やか フルーティ ¥2,233〜¥12,800 17 種
花の舞 花の舞酒造 本醸造〜大吟醸 やや辛口 フルーティ にごり・発泡 ¥1,180〜¥3,938 15 種
初亀 初亀醸造 普通酒〜純米大吟醸 辛口 華やか フルーティ ¥1,320〜¥8,800 9 種
志太泉 志太泉酒造 純米〜純米吟醸 辛口 華やか すっきり ¥1,595〜¥2,090 8 種
白隠正宗 高嶋酒造 純米〜純米吟醸 辛口 旨みがある すっきり ¥1,540〜¥1,980 6 種
英君 英君酒造 特別本醸造〜大吟醸 辛口 フルーティ 華やか ¥1,320〜¥3,630 5 種
富士錦 富士錦酒造 純米〜純米吟醸 やや辛口 コクがある ¥1,350〜¥2,035 4 種
喜久醉 青島酒造 特別本醸造〜純米吟醸 辛口 旨みがある コクがある ¥1,650〜¥3,300 3 種
高砂 富士高砂酒造 純米〜純米吟醸 辛口 コクがある 旨みがある ¥1,500〜¥2,200 2 種
杉錦 杉井酒造 純米〜純米吟醸 辛口 ¥1,700〜¥2,600 2 種
若竹 大村屋酒造場 純米吟醸 華やか 旨みがある ¥2,090 1 種
駿州中屋 富士高砂酒造 純米 辛口 ¥1,360 1 種
あらばしり 万大醸造 普通酒 辛口 すっきり ¥935 1 種
夢仕込み 土井酒造場 本醸造 辛口 ¥1,155 1 種
御日待家 土井酒造場 吟醸 — ¥1,540 1 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸16 種¥4,675¥2,325¥3,300
大吟醸8 種¥4,719¥1,805¥3,999
純米吟醸33 種¥1,980¥1,408¥1,980
吟醸4 種¥1,628¥1,540¥1,694
特別純米8 種¥1,760¥1,550¥1,760
純米24 種¥1,661¥1,180¥1,650
特別本醸造5 種¥1,430¥1,260¥1,389
本醸造3 種¥1,412¥1,155¥1,300

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 133 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 山田錦(58) 五百万石(14) 愛山(9) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
若竹 鬼ころし 純米吟醸 大村屋酒造場 純米吟醸 華やか 旨みがある ¥2,090 57
開運 祝酒 特別本醸造 土井酒造場 特別本醸造 辛口(日本酒度 +4) ¥1,260 29
臥龍梅 純米吟醸 超辛口 三和酒造 純米吟醸 辛口(商品名の表記・日本酒度 +8) コクがある 華やか ¥1,750 23
初亀 急冷美酒 初亀醸造 普通酒 辛口(日本酒度 +5) フルーティ ¥1,320 22
臥龍梅 純米酒 三和酒造 純米 辛口(日本酒度 +4) 旨みがある ¥1,430 22
正雪 純米吟醸 山田錦 別撰プレミアム 神沢川酒造場 純米吟醸 辛口(日本酒度 +3.5) ¥2,115 21
開運 特別純米 土井酒造場 特別純米 辛口(日本酒度 +5) コクがある すっきり ¥1,568 19
磯自慢 純米吟醸 磯自慢酒造 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) 華やか フルーティ ¥3,245 19
花の舞 純米酒 花の舞酒造 純米 やや辛口(日本酒度 +3) ¥1,180 18
正雪 特別本醸造 神沢川酒造場 特別本醸造 辛口(日本酒度 +5) フルーティ ¥1,430 18
花の舞 ちょびっと乾杯 花の舞酒造 にごり・発泡 フルーティ ¥499 300ml 16
花の舞 誉富士純米吟醸 花の舞酒造 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) ¥1,580 16
臥龍梅 純米吟醸 山田錦 三和酒造 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) 華やか コクがある ¥1,760 16
初亀 純米吟醸 べっぴん辛2 初亀醸造 純米吟醸 辛口(日本酒度 +10) ¥2,310 16
白隠正宗 純米 きもとブレンド 高嶋酒造 純米 ¥1,540 15
花の舞 山田錦純米吟醸 花の舞酒造 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) フルーティ 旨みがある ¥1,738 15
初亀 特別純米 初亀醸造 特別純米 中口(日本酒度 0) すっきり 華やか ¥1,870 15
臥龍梅 純米大吟醸 開壜十里香 愛山 袋吊り 三和酒造 純米大吟醸 中口(日本酒度 +1) 華やか ¥3,520 14
正雪 純米 秋あがり 神沢川酒造場 純米 辛口(日本酒度 +3.7) 旨みがある ¥1,664 13
臥龍梅 純米吟醸 誉富士 三和酒造 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) コクがある 華やか ¥1,760 13

市区町村

静岡市清水区

蔵元 3

浜松市

蔵元 1

沼津市

蔵元 1

富士宮市

蔵元 2

島田市

蔵元 1

焼津市

蔵元 1

掛川市

蔵元 1

藤枝市

蔵元 4

伊豆市

蔵元 1

蔵元 15 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
神沢川酒造場Kanzawagawa Shuzojo 静岡市清水区 1912 年 20 ¥1,412 165
三和酒造Sanwa Shuzo 静岡市清水区 1686 年 20 ¥1,408 163
磯自慢酒造Isojiman Shuzo 焼津市 1830 年 17 ¥2,233 116
花の舞酒造Hananomai Shuzo 浜松市 1864 年 15 ¥1,180 114
土井酒造場Doi Shuzojo 掛川市 1872 年 19 ¥1,155 107
初亀醸造Hatsukame Jozo 藤枝市 1636 年 9 ¥1,320 88
志太泉酒造Shidaizumi Shuzo 藤枝市 1882 年 8 ¥1,595 59
大村屋酒造場Omuraya Shuzojo 島田市 1832 年 1 ¥2,090 57
高嶋酒造Takashima Shuzo 沼津市 1804 年 6 ¥1,540 49
英君酒造Eikun Shuzo 静岡市清水区 1881 年 5 ¥1,320 32
青島酒造Aoshima Shuzo 藤枝市 1868 年 3 ¥1,650 29
富士錦酒造Fujinishiki Shuzo 富士宮市 — 4 ¥1,350 27
富士高砂酒造Fuji Takasago Shuzo 富士宮市 1830 年 3 ¥1,360 24
杉井酒造Sugii Shuzo 藤枝市 1838 年 2 ¥1,700 9
万大醸造Bandai Jozo 伊豆市 1935 年 1 ¥935 4

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

静岡県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、臥龍梅(三和酒造)、正雪(神沢川酒造場)、開運(土井酒造場)、磯自慢(磯自慢酒造)、花の舞(花の舞酒造)。静岡県の銘柄は全部で 18 銘柄、在庫のある商品は 133 種です。
静岡県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 92 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 63%(全国 41%)で、全国より多めです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 88%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 4 番目に高い県です。
静岡県の日本酒の味わいの特徴は?
全国と比べていちばん多い味わいの印は「華やか・フルーティ」で、在庫の商品の 56%(全国 41%)に付いています。
静岡県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、あらばしり 普通酒 ¥935、花の舞 純米酒 ¥1,180、開運 祝酒 特別本醸造 ¥1,260です。
静岡県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥4,675(16 種)、大吟醸 ¥4,719(8 種)、純米吟醸 ¥1,980(33 種)、吟醸 ¥1,628(4 種)、特別純米 ¥1,760(8 種)、純米 ¥1,661(24 種)、特別本醸造 ¥1,430(5 種)、本醸造 ¥1,412(3 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
静岡県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 15 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 初亀醸造(1636 年)。
静岡県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 100 種で多いのは、山田錦(58 種)、五百万石(14 種)、愛山(9 種)です。
静岡県の日本酒に地理的表示(GI)はある?
あります。「GI静岡」(2023 年指定)で、国税庁が指定した清酒の地理的表示です。

水と米

静岡県は東は熱海から西は浜松まで、東西約155キロmにわたる細長い地形をもちます。県北部には富士山や赤石山脈が連なり、伊豆半島には天城山がそびえ、これらの山々に蓄えられた水が富士川・大井川・安倍川・天竜川・狩野川など多様な河川を形成しています。この豊富な伏流水と富士山の湧水は総じて軟水で、静岡の清酒に淡麗で丸みのある酒質をもたらしています。仕込みに使う酵母も静岡県独自のもので、昭和50年代に県工業試験場の職員・河村伝兵衛氏が中心となって開発した「静岡酵母」です。バナナを思わせる穏やかな香りを生むこの酵母は、純米吟醸酒や吟醸酒ではメロンなど果実を思わせる香りにもつながります。江戸時代、東海道の宿場町を中心に地場の魚介に寄り添う酒造りが盛んになり、大井川河口の志太平野を本拠とする志太杜氏がその技術を支えてきました。山の水と独自酵母が、この土地らしいやわらかな口当たりとキレの良い余韻を生んでいます。

酒質の傾向

静岡の清酒は、酸が少なく淡麗で穏やかな旨味を感じる、きれいで丸みのある酒質が特徴です。香りは総じてバナナ様の穏やかな香りを基調とし、純米吟醸酒や吟醸酒ではメロンなどの果実香も感じられます。やわらかい口当たりとスッと引くキレの良い余韻が両立し、呑み飽きせず食材の特徴を引き立て続けます。昭和61年の全国新酒鑑評会で県内21蔵中17蔵が入賞したのをきっかけに「静岡吟醸」として全国的な評価を集めるようになりました。新鮮なカツオやマグロの刺身、生シラスなど、この地域の魚介との相性は抜群です。土井酒造場や磯自慢酒造など、香り高い吟醸酒を手がける蔵元も多く、食卓に寄り添う一杯を探す際の指針になります。

詳細

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地理的表示「静岡」は2023年11月30日に指定され、清酒として静岡県内で製造されたものに限られます。生産基準では、米と米こうじに3等以上に格付けされた国内産米のみを用い、水も静岡県内で採水したものに限るとされています。発酵に用いる酵母は静岡県が開発した「静岡酵母」に限定され、管理機関が指定した酵母と併用する場合のみ他の酵母を使えます。貯蔵と、消費者に渡す容器への充填も県内で行うことが条件で、静岡県酒造協同組合が基準への適合を確認する管理機関となっています。

酒造りを支えたのは、大井川河口の志太平野を本拠とする杜氏集団・志太杜氏です。冬でも温暖な気候の中で発展したその流儀は、大正2年設立の志太・榛原酒造杜氏組合が平成元年に解散した後も継承されています。昭和4年の県立醸造研究所、昭和29年の県工業試験場醸造課の設置を経て、昭和50年代には県試験場の河村伝兵衛氏が中心となり、バナナ様の香りを生む「静岡酵母」を開発しました。麹の造り方や発酵管理まで徹底した技術指導を行い、静岡らしい酒質の方向性を確立。昭和61年の全国新酒鑑評会で県内21蔵中17蔵が入賞、10蔵が金賞を受賞したことを機に、全国から注目される「吟醸王国静岡」と呼ばれるまでになりました。