用語集 このサイトで使う言葉
蔵元・産地・銘柄のページに出てくる言葉を、知らなくても読めるように短く説明しています。純米大吟醸など特定名称の 9 区分の違いは別のページにまとめました。
ラベルの表記
- 特定名称
- 純米大吟醸・大吟醸・純米吟醸・吟醸・特別純米・純米・特別本醸造・本醸造の 8 区分。精米歩合と醸造アルコールの有無で決まり、どれにも当たらない酒は普通酒。 くわしく
- 精米歩合
- 玄米を削って残った割合。「精米歩合 50%」なら半分まで磨いたという意味で、数字が小さいほどよく磨いています。磨くほど雑味が減り、香りが立ちやすく、値段も上がります。 くわしく
- 醸造アルコール
- サトウキビなどから造る純度の高いアルコール。本醸造・吟醸・大吟醸は白米の重さの 10% 以下を加えます。香りを引き出し、後味を軽くするための技法で、「純米」の付く酒には加えません。 くわしく
- 特別(特別純米・特別本醸造)
- 精米歩合 60% 以下か、特別な製法(酒米の指定、木槽しぼりなど)で造ったもの。「特別」の理由はラベルに書くことになっています。
- 生酒・生詰・生貯蔵・火入れ
- 日本酒はふつう 2 回加熱(火入れ)します。一度もしないのが生酒(要冷蔵、フレッシュ)、貯蔵前だけ火入れして出荷前はしないのが生詰(ひやおろしがこれ)、貯蔵前はせず出荷前に火入れするのが生貯蔵。商品名の「生」は保管に気をつける合図です。
- 原酒
- 搾ったあと水を加えて度数を調整しない酒。度数は 17〜20 度前後と高めで、味が濃くなります。
- 無濾過
- 活性炭などで濾過していない酒。色や香りの成分が残り、味が濃く出ます。「無濾過生原酒」は生・原酒・無濾過の 3 つを合わせた表記です。
- にごり酒・おりがらみ
- もろみを粗く濾して白く濁った酒がにごり酒。うっすら濁る程度のものをおりがらみと呼びます。どぶろくは濾さないもので、酒税法上は清酒ではありません。
- 生酛・山廃・速醸(酒母の造り方)
- 酒母(酵母を増やすもと)の造り方。生酛(きもと)は自然の乳酸菌を使う江戸時代からの方法、山廃はその一部の作業(山卸)を省いた方法で、どちらもコクと酸のある味になりやすい。速醸は乳酸を加える現代の方法で、大半の酒がこれです。
- BY(酒造年度)
- 7 月 1 日から翌年 6 月 30 日までの酒造りの年度。「R5BY」「2023BY」は 2023 年 7 月〜2024 年 6 月に造った酒。ワインのヴィンテージと違い、ラベルに書く蔵は一部で、このサイトでは商品名に BY の表記があるときだけ載せています。
- 古酒・熟成酒
- 数年以上寝かせた酒。色が琥珀になり、紹興酒に似た香りが出るものもあります。「長期熟成酒」「秘蔵酒」の表記も同じ意味で使われます。
原料と造り手
- 酒米(山田錦・五百万石・雄町・美山錦)
- 酒造りに向く米。山田錦(兵庫が本場)は最も評価が高く大吟醸に多い、五百万石(新潟)はすっきり、雄町(岡山)は力強い、美山錦(長野)は軽やか、と言われます。県ごとの品種(出羽燦々、吟風など)も多く、産地ページの「水と米」に書いています。 くわしく
- 心白(しんぱく)
- 酒米の粒の中心にある、白く不透明な部分。でんぷんの詰まり方が粗く、麹菌が入りやすいので酒造りに向きます。山田錦や雄町は心白が大きい品種です。 くわしく
- 米麹
- 蒸した米に麹菌を生やしたもの。米のでんぷんを糖に変え、それを酵母がアルコールにします。日本酒は「米麹の使用割合 15% 以上」が決まりです。
- 酵母
- 糖をアルコールと香りに変える微生物。協会 7 号・9 号・1801 号のような番号で呼ばれる頒布酵母と、蔵や県が独自に持つ酵母があります。香りの傾向を決めます。
- 杜氏
- 酒造りの責任者。南部(岩手)・越後(新潟)・但馬(兵庫)など出身地ごとの流派があり、近年は蔵元自身や社員が杜氏を務める蔵が増えています。
- 蔵元
- 酒を造る会社、またはその当主。このサイトでは「蔵元」を造り手の単位にし、蔵元ごとに銘柄と商品をまとめています。
- 銘柄(ブランド)
- 「獺祭」「久保田」のように蔵が付ける酒の名前。1 つの蔵が複数の銘柄を持つことも、銘柄の中に純米・純米吟醸・純米大吟醸が並ぶことも普通です。楽天の商品名には蔵元名より銘柄名が出ます。
- 商品・出品
- 「商品」は銘柄の中の 1 本(獺祭 純米大吟醸 45 など)で、数えるときは「種」。「出品」は楽天市場・Yahoo!ショッピングの各ショップの販売ページで、同じ商品をいくつものショップが売るので、数えるときは「件」。最安値は商品ごとに、出品の中で一番安い価格です。
- 委託醸造・プライベートブランド
- 自分では醸造せず、他の蔵に造ってもらって自社の銘柄で売る形。酒販店や新しいブランドに多く、このサイトでは業態を「委託醸造ブランド」と表示しています。
産地
- GI(地理的表示)
- 国税庁が指定する産地の呼び名。その産地の米や水、製法の基準を満たした酒だけがラベルに名乗れます。清酒では山形・新潟・長野・佐賀など県全域のものと、白山・灘五郷・伊丹など市や地区単位のものがあります(2026 年 3 月時点で 23)。「日本酒」自体も国レベルの GI で、国産米で日本国内で造ったものだけが名乗れます。
- 酒どころ(灘五郷・伏見・西条…)
- 蔵が集まる地区の呼び名。灘五郷(兵庫)は宮水と六甲おろし、伏見(京都)は軟水、西条(広島)は軟水醸造法の発祥地として知られます。都道府県ページに酒どころごとの蔵元をまとめています。
- 硬水・軟水
- 仕込み水のミネラルの多さ。灘の宮水のような硬水は発酵が力強く進んで辛口になりやすく、伏見や新潟の軟水はやわらかい酒になりやすい、と言われます。
季節と飲み方
- ひやおろし・秋あがり
- 春に搾って火入れした酒を夏の間寝かせ、秋に生詰で出す季節商品。まろやかになった味わいが特徴で、9〜11 月に並びます。 くわしく
- 新酒・しぼりたて
- その年度の酒造りで最初に搾った酒。11〜3 月に生酒で出るものが多く、フレッシュで荒々しさがあります。 くわしく
- 夏酒
- 夏向けに軽くすっきり仕上げた酒、またはそのラベル。6〜8 月に並びます。 くわしく
- 燗・冷や
- 燗は温めて、冷やは常温で飲むこと(冷蔵したものは「冷酒」)。純米や本醸造は燗に、吟醸系は冷酒に向く、というのが一般的な目安です。
- スパークリング日本酒・発泡清酒
- 瓶内二次発酵や炭酸ガスで泡を持たせた日本酒。度数が低く甘口のものが多い。このサイトでは「発泡」のバッジで区別しています。
このサイトの表示
- 最安値
- 楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある出品のうち、720ml(四合瓶)の一番安い価格。720ml の出品が無い商品は最安の出品の価格です。毎日更新しますが、実際の販売ページと違うことがあります。
- 容量(720ml・1.8L・300ml …)
- 720ml は四合瓶、1.8L は一升瓶、180ml は一合。同じ商品の複数本セットは「複数本」として区別し、最安値の計算には使いません。換算は容量の目安のページに。 くわしく
- 在庫あり
- 楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入できる状態の商品があること。在庫は毎日確認し、無くなれば「在庫なし」になります。