神奈川県 都道府県
都道府県
11 軒
15 銘柄
55 種
367 件
¥1,370
¥2,035
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
神奈川県の酒蔵は、丹沢山系を水源とする相模川・酒匂川の流域に沿って分布しています。丹沢の水は八甲田山系、養老山系の水と並ぶ「日本三名水」の一つで、小規模な蔵が多いなかで純米酒の比率が全国的にみても高いのが特徴です。
神奈川県の酒は全国と比べてすっきり(淡麗)が多く(48%、全国 34%)、辛口は多め(51%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で神奈川県は辛口の割合が 10 番目、すっきりが 1 番目、華やかが 35 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは奈良県・新潟県。県ごとの図を並べて見る
| 印 | 神奈川県 | 新潟県 | 山形県 | 全国 |
|---|---|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 51% | 51% | 32% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 27% | 23% | 24% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 8% | 13% | 26% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 3% | 4% | 8% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 11% | 8% | 11% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +3.1 | +2.8 | +1.5 | +2.1 |
| すっきり | 48% | 47% | 35% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 33% | 35% | 50% | 41% |
| コクがある | 7% | 28% | 19% | 26% |
| 旨みがある | 44% | 37% | 34% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 37 種、味わい 27 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
神奈川県の日本酒の銘柄 15 銘柄(在庫の商品 55 種)
| 銘柄 | 蔵元 | 特定名称 | 甘辛・味わい(多い印) | 720ml の価格 | 在庫の商品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 残草蓬莱 | 大矢孝酒造 | 普通酒〜純米吟醸 | 甘口 フルーティ すっきり | ¥1,540〜¥3,300 | 9 種 |
| 丹沢山 | 川西屋酒造店 | 純米〜純米吟醸 | 辛口 旨みがある すっきり | ¥1,705〜¥2,255 | 7 種 |
| いづみ橋 | 泉橋酒造 | 純米〜純米吟醸 | 辛口 コクがある すっきり | ¥1,650〜¥3,700 | 7 種 |
| 松みどり | 中澤酒造 | 純米〜純米吟醸 | やや辛口 すっきり 旨みがある | ¥1,540〜¥2,310 | 5 種 |
| 盛升 | 黄金井酒造 | 純米〜純米大吟醸 | やや辛口 すっきり 旨みがある | ¥1,370〜¥4,730 | 5 種 |
| セトイチ | 瀬戸酒造店 | 純米吟醸 | やや辛口 すっきり | ¥2,420〜¥2,750 | 4 種 |
| 昇龍蓬莱 | 大矢孝酒造 | 純米〜純米吟醸 | 辛口 旨みがある | ¥1,815〜¥3,150 | 4 種 |
| 隆 | 川西屋酒造店 | 純米吟醸 | 辛口 旨みがある | ¥1,980〜¥2,090 | 3 種 |
| 雨降 | 吉川醸造 | 純米〜純米吟醸 | 辛口 フルーティ | ¥2,310〜¥2,500 | 3 種 |
| 天青 | 熊澤酒造 | 純米〜純米吟醸 | やや辛口 華やか すっきり | ¥1,925〜¥1,930 | 2 種 |
| 白笹鼓 | 金井酒造店 | 大吟醸〜純米大吟醸 | コクがある 旨みがある | ¥4,180〜¥4,840 | 2 種 |
| 湘南 | 熊澤酒造 | 純米吟醸 | 中口 すっきり 旨みがある | ¥1,595 | 1 種 |
| 相模灘 | 久保田酒造 | 純米吟醸 | ¥1,910 | 1 種 | |
| 箱根街道 | 石井醸造 | 純米 | やや辛口 | ¥2,090 | 1 種 |
| 曽我の誉 | 石井醸造 | 大吟醸 | 辛口 すっきり | — | 1 種 |
在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米吟醸 | 24 種 | ¥2,035 | ¥1,595 | ¥1,980 |
| 特別純米 | 6 種 | ¥1,815 | ¥1,501 | ¥1,760 |
| 純米 | 16 種 | ¥2,035 | ¥1,370 | ¥1,650 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 55 種 · 条件で絞り込む
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 残草蓬莱 特別純米 | 大矢孝酒造 | 特別純米 やや甘口(日本酒度 -3) | ¥1,540 | 33 |
| 丹沢山 秀峰 純米酒 | 川西屋酒造店 | 純米 辛口(日本酒度 +6) すっきり | ¥1,815 | 20 |
| いづみ橋 純米吟醸 恵 青ラベル | 泉橋酒造 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +5) | ¥1,650 | 16 |
| 丹沢山 麗峰 純米酒 | 川西屋酒造店 | 純米 辛口(日本酒度 +6) 熟成 | ¥2,035 | 15 |
| 松みどり 特別純米酒 火入れ | 中澤酒造 | 特別純米 | ¥1,815 | 14 |
| 残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直詰生原酒 | 大矢孝酒造 | 純米吟醸 甘口(日本酒度 -5) すっきり | ¥1,815 | 13 |
| 松みどり 純米酒 | 中澤酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +2) 旨みがある | ¥1,540 | 11 |
| 天青 純米吟醸 千峰 | 熊澤酒造 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +3.2) 華やか すっきり | ¥1,930 | 11 |
| 盛升 特別純米 | 黄金井酒造 | 特別純米 旨みがある すっきり | ¥1,501 | 10 |
| 丹沢山 純米吟醸 | 川西屋酒造店 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) 旨みがある すっきり | ¥1,870 | 10 |
| 残草蓬莱 純米吟醸 出羽燦々50 | 大矢孝酒造 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +5) フルーティ すっきり | ¥1,870 | 10 |
| 丹沢山 純米吟醸 ひやおろし | 川西屋酒造店 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +6.5) フルーティ 旨みがある | ¥2,255 | 10 |
| いづみ橋 純米吟醸 ボトル缶 | 泉橋酒造 | 純米吟醸 | ¥682 | 9 |
| 松みどり 純米吟醸 秋あがり | 中澤酒造 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) | ¥1,870 | 9 |
| 残草蓬莱 純米 緑ラベル | 大矢孝酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) フルーティ 旨みがある | ¥1,540 | 8 |
| 隆 純米吟醸 美山錦 | 川西屋酒造店 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +5.5) | ¥1,980 | 8 |
| 丹沢山 吟醸造り 純米酒 | 川西屋酒造店 | 純米 辛口(日本酒度 +4) | ¥1,705 | 7 |
| いづみ橋 純米酒 秋とんぼ 雄町 生もと | 泉橋酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +6) | ¥2,200 | 7 |
| セトイチ はるばる 純米吟醸 | 瀬戸酒造店 | 純米吟醸 すっきり | ¥2,420 | 7 |
| 天青 吟望 純米 | 熊澤酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +4.5) 旨みがある | ¥1,925 | 6 |
市区町村
蔵元 11 軒 · 絞り込んで見る
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川西屋酒造店Kawanishiya Shuzoten | 神奈川県 | 1897 年 | 10 | ¥1,705 | 94 |
| 大矢孝酒造Oyatakashi Shuzo | 愛川町 | 1830 年 | 13 | ¥1,540 | 86 |
| 泉橋酒造Izumibashi Shuzo | 海老名市 | 1857 年 | 7 | ¥1,650 | 53 |
| 中澤酒造Nakazawa Shuzo | 松田町 | 1825 年 | 5 | ¥1,540 | 43 |
| 黄金井酒造Koganei Shuzo | 厚木市 | 1818 年 | 5 | ¥1,370 | 27 |
| 熊澤酒造Kumazawa Shuzo | 茅ヶ崎市 | 1872 年 | 3 | ¥1,595 | 22 |
| 瀬戸酒造店Seto Shuzoten | 開成町 | 1865 年 | 4 | ¥2,420 | 22 |
| 吉川醸造Kikkawa Jozo | 伊勢原市 | 1912 年 | 3 | ¥2,310 | 12 |
| 金井酒造店Kanei Shuzoten | 秦野市 | 1868 年 | 2 | ¥4,180 | 9 |
| 石井醸造Ishii Jozo | 大井町 | 1870 年 | 2 | ¥2,090 | 6 |
| 久保田酒造Kubota Shuzo | 相模原市緑区 | 1844 年 | 1 | ¥1,910 | 4 |
よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法
- 神奈川県の日本酒の銘柄は?
- 在庫のある商品の多い順に、残草蓬莱(大矢孝酒造)、丹沢山(川西屋酒造店)、いづみ橋(泉橋酒造)、松みどり(中澤酒造)、盛升(黄金井酒造)。神奈川県の銘柄は全部で 15 銘柄、在庫のある商品は 55 種です。
- 神奈川県の日本酒は辛口が多い?
- 甘辛の分かる在庫の商品 37 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 51%(全国 41%)で、全国より多めです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 78%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 10 番目に高い県です。
- 神奈川県の日本酒の味わいの特徴は?
- 全国と比べていちばん多い味わいの印は「すっきり」で、在庫の商品の 48%(全国 34%)に付いています。
- 神奈川県の日本酒で手頃な 720ml は?
- 出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、盛升 純米辛口 ¥1,370、盛升 特別純米 ¥1,501、残草蓬莱 特別純米 ¥1,540です。
- 神奈川県の日本酒の価格の目安は?
- 720ml の最安値の中央値は、純米吟醸 ¥2,035(24 種)、特別純米 ¥1,815(6 種)、純米 ¥2,035(16 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
- 神奈川県の酒蔵はいくつある?
- 楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 11 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 黄金井酒造(1818 年)。
- 神奈川県の日本酒によく使われる酒米は?
- 酒米の分かる在庫の商品 37 種で多いのは、山田錦(17 種)、美山錦(6 種)、雄町(5 種)です。
水と米
神奈川県の酒蔵は、丹沢山系を水源とする相模川・酒匂川の流域に沿うように分布しています。丹沢山系の水は、青森・八甲田山系の酸ヶ湯の水、岐阜・養老山系の水と並んで「日本三名水」に数えられ、山北町の酒水の滝・滝沢川や秦野盆地の湧水群は環境省の「名水百選」にも選ばれています。この水は赤道を越える長い航海でも変質しにくいとされ、横浜・横須賀に寄港する船が食料とともに積み込んだという逸話も残ります。仕込み水は蔵によって異なり、東丹沢・大山山系の伏流水を使う吉川醸造では中硬水と紹介される一方、丹沢の深層地下水を使う蔵もあります。原料米は兵庫県産山田錦を使う蔵が多いものの、海老名市の泉橋酒造のように地元産山田錦を自社栽培で仕込む蔵や、県産の酒造好適米「若水」を使う蔵もあります。日本酒の8割を占める水の性格の違いが、蔵ごとの酒質の幅につながっています。
酒質の傾向
比較的小規模な蔵が多いなかで、純米酒の比率は全国的にみても高く、手づくりの日本酒が中心です。相模原市緑区の大矢孝酒造をはじめ、丹沢の伏流水を生かした、米の旨みをいかしたバランスのよい食中酒を志向する蔵が目立ちます。魚介系の料理に合わせて造られる酒も多く、冷酒から燗まで幅広い温度で楽しめる酒が揃っています。白身魚の刺身から煮魚、洋風の一皿まで、料理を選ばずに合わせやすいのが持ち味です。
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神奈川県酒造組合には12の蔵元が名を連ねます。海老名市の泉橋酒造は、原料米の栽培から精米、醸造までを一貫して手がける「栽培醸造蔵」として知られ、地元産の山田錦を使った純米吟醸を醸します。大井町の井上酒造は1789年の創業で、農業を営んでいた当主が城下町小田原への道すがら徳利の形をした石につまずき、それをきっかけに酒造業を始めたという逸話が伝わります。厚木市の黄金井酒造は自社杜氏に切り替えてから約20年、香り高い吟醸造りを得意としており、愛川町の大矢孝酒造のように純米酒だけを醸す蔵もあります。丹沢山系の水と、蔵ごとに異なる歴史や造りへのこだわりが重なり合って、神奈川の地酒の個性をかたちづくっています。