甲信越 地方
地方
131 軒
1,347 種
21,551 件
¥154
¥1,870
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
甲信越は、山梨・新潟・長野の3県すべてが清酒の地理的表示(GI)に指定されている、全国でも珍しい産地です。3,000m級の山々から流れる清冽な伏流水と、内陸性や日本海側といった気候の違いが、県ごとに異なる酒質を育んできました。
甲信越の酒は全国と比べてすっきり(淡麗)が多く(44%、全国 34%)、辛口は多め(47%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
| 印 | 甲信越 | 全国 |
|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 47% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 23% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 17% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 5% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 9% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +2.3 | +2.1 |
| すっきり | 44% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 36% | 41% |
| コクがある | 28% | 26% |
| 旨みがある | 35% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 968 種、味わい 857 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 | 194 種 | ¥3,041 | ¥1,381 | ¥3,300 |
| 大吟醸 | 110 種 | ¥4,300 | ¥920 | ¥3,999 |
| 純米吟醸 | 258 種 | ¥1,940 | ¥990 | ¥1,980 |
| 吟醸 | 57 種 | ¥1,683 | ¥1,085 | ¥1,694 |
| 特別純米 | 47 種 | ¥1,760 | ¥1,210 | ¥1,760 |
| 純米 | 232 種 | ¥1,597 | ¥980 | ¥1,650 |
| 特別本醸造 | 33 種 | ¥1,430 | ¥154 | ¥1,389 |
| 本醸造 | 60 種 | ¥1,265 | ¥154 | ¥1,300 |
| 普通酒 | 88 種 | ¥1,100 | ¥154 | ¥1,133 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 1,347 種
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 越の寒中梅 TypeII 純米酒 | 新潟銘醸 | 純米 フルーティ 旨みがある | ¥1,463 | 4 |
| 極上吉乃川 純米吟醸 | 吉乃川 | 純米吟醸 中口(日本酒度 +1) 旨みがある すっきり | ¥1,474 | 4 |
| 想天坊 外伝 辛口純米酒おりがらみ生 | 河忠酒造 | 純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +10) コクがある すっきり | ¥1,485 | 4 |
| 甲斐の開運 本醸造 天下山麓富士の山 | 井出醸造店 | 本醸造 コクがある 旨みがある | ¥1,485 | 4 |
| 渓流 ひやおろし 純米酒 | 遠藤酒造場 | 純米 中口(日本酒度 -1) | ¥1,485 | 4 |
| 福顔 特撰 越後大凧合戦 本醸造 | 福顔酒造 | 本醸造 辛口(日本酒度 +4) | ¥1,500 | 4 |
| 深然 純米吟醸 | 苗場酒造 | 純米吟醸 フルーティ 華やか | ¥1,500 | 4 |
| 萬寿鏡 特別純米酒 | マスカガミ | 特別純米 中口(日本酒度 0) | ¥1,507 | 4 |
| 越乃八豊 純米酒 越後のひやおろし | 越後酒造場 | 純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +5) 旨みがある | ¥1,518 | 4 |
| 王紋 純米旨口 エンブレム | 王紋酒造 | 純米 甘口(日本酒度 -5) 旨みがある | ¥1,540 | 4 |
| 麒麟山 純米酒 やわらか秋香 | 麒麟山酒造 | 純米 旨みがある | ¥1,540 | 4 |
| 黒松仙醸 辛口純米 | 仙醸 | 純米 辛口(商品名の表記) | ¥1,540 | 4 |
| 今錦 特別純米 | 米澤酒造 | 特別純米 | ¥1,540 | 4 |
| 善吉 辛口純米 | 中善酒造店 | 純米 辛口(商品名の表記) | ¥1,540 | 4 |
| 大雪渓 純米にごり | 大雪渓酒造 | 純米 甘口(日本酒度 -26) にごり・発泡 コクがある | ¥1,540 | 4 |
| 北雪 純米酒 秋あがり | 北雪酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +4) 旨みがある | ¥1,595 | 4 |
| 積善 純米酒 ひとごこち×ヒマワリの花酵母 | 西飯田酒造店 | 純米 辛口(日本酒度 +5) | ¥1,595 | 4 |
| 明鏡止水 癒し系純米 日本の夏 | 大澤酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり | ¥1,595 | 4 |
| 斬九郎 特別純米 火入れ | 宮島酒店 | 特別純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +8) コクがある 旨みがある | ¥1,620 | 4 |
| 越路吹雪 超辛口純米酒 | 高野酒造 | 純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +18) すっきり | ¥1,650 | 4 |
都道府県
蔵元 131 軒
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 八海醸造Hakkai Jozo | 南魚沼市 | 1922 年 | 18 | ¥925 | 2,069 |
| 朝日酒造Asahi Shuzo | 長岡市 | 1830 年 | 40 | ¥825 | 1,734 |
| 菊水酒造Kikusui Shuzo | 新発田市 | 1881 年 | 20 | ¥880 | 1,420 |
| 白瀧酒造Shirataki Shuzo | 湯沢町 | 1855 年 | 18 | ¥980 | 1,256 |
| 宮坂醸造Miyasaka Jozo | 諏訪市 | 1662 年 | 25 | ¥1,210 | 841 |
| 青木酒造Aoki Shuzo | 南魚沼市 | 1717 年 | 24 | ¥1,144 | 692 |
| 石本酒造Ishimoto Shuzo | 新潟市江南区 | 1907 年 | 11 | ¥1,155 | 632 |
| 新潟銘醸Niigata Meijo | 小千谷市 | 1938 年 | 37 | ¥769 | 579 |
| 遠藤酒造場Endo Shuzojo | 須坂市 | 1864 年 | 53 | ¥935 | 570 |
| 諸橋酒造Morohashi Shuzo | 長岡市 | 1847 年 | 26 | ¥791 | 544 |
| 北雪酒造Hokusetsu Shuzo | 佐渡市 | 1872 年 | 26 | ¥902 | 517 |
| 宮尾酒造Miyao Shuzo | 村上市 | 1819 年 | 17 | ¥154 | 517 |
| 原酒造Hara Shuzo | 柏崎市 | 1814 年 | 23 | ¥1,078 | 513 |
| 七笑酒造Nanawarai Shuzo | 木曽町 | 1892 年 | 20 | ¥1,265 | 509 |
| 麒麟山酒造Kirinzan Shuzo | 阿賀町 | 1843 年 | 20 | ¥1,100 | 409 |
| 高千代酒造Takachiyo Shuzo | 南魚沼市 | 1868 年 | 37 | ¥1,210 | 381 |
| 越後桜酒造Echigozakura Shuzo | 阿賀野市 | 1890 年 | 11 | ¥739 | 351 |
| お福酒造Ofuku Shuzo | 長岡市 | 1897 年 | 21 | ¥1,078 | 294 |
| 山梨銘醸Yamanashi Meijo | 北杜市 | 1750 年 | 16 | ¥1,018 | 290 |
| 福徳長酒類Fukutokucho Shurui | 韮崎市 | — | 11 | — | 263 |
水と米
甲信越3県はいずれも3,000m級の山々に囲まれた山がちな地形を持ちながら、気候の性格は県ごとに異なります。新潟県は日本海側気候で冬の降雪量が多く、積雪が保温材となって日中と夜間の寒暖差が小さいため、麹菌や酵母の働きに適した安定した低温が保たれます。山梨県は富士山や南アルプス、八ヶ岳などの山々に囲まれた甲府盆地を中心に、雨や雪の少ない晴天が続く一方、冬は氷点下まで冷え込む底冷えの気候です。長野県は飛騨山脈・赤石山脈・木曽山脈に囲まれた標高1,000m超の内陸性気候で、夏は日照時間が長く昼夜の寒暖差が大きいため、デンプン質を豊かに蓄えた米が育ちます。仕込み水は新潟が信濃川・阿賀野川水系、山梨が南アルプスや八ヶ岳などの複数の水系による軟水、長野が千曲川・犀川・天竜川沿いの盆地に水源を持つ清冽な水と、いずれも山々の伏流水を生かしています。山がちな地形と豊かな伏流水が、3県に共通する土台になっています。
酒質の傾向
甲信越の酒質は3県で異なる個性を持ちます。新潟(八海醸造・朝日酒造)は雑味の少ない淡麗な酒質で知られ、山梨(萬屋醸造店)は果実を思わせる香りとうま味・コクが調和した柔らかく透明感のある味わい、長野(宮坂醸造・七笑酒造)は米の旨味を凝縮したような濃厚な味わいと穏やかな香りが調和した酒質とされています。新潟は刺身などの魚介や洋風の料理にもなじみやすく、山梨は塩気のある料理と相性がよいとされ、長野は山賊焼きや信州そば、ジビエなどしっかりした味わいの郷土料理と合わせて飲まれています。県ごとの個性を手がかりに選んでみてください。