近畿 地方
地方
103 軒
1,372 種
28,921 件
¥597
¥1,925
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
近畿は、兵庫・灘の力強い「男酒」と京都・伏見のやわらかな「女酒」という、対照的な酒質を育ててきた地方です。琵琶湖の水を生かす滋賀や酒米の産地として知られる兵庫など、二府四県それぞれの水と米が個性を競っています。
近畿の酒は全国と比べて味わいの印の割合は全国に近く、辛口は全国並み(41%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
| 印 | 近畿 | 全国 |
|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 41% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 27% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 20% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 3% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 9% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +1.9 | +2.1 |
| すっきり | 35% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 36% | 41% |
| コクがある | 28% | 26% |
| 旨みがある | 37% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 963 種、味わい 891 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 | 162 種 | ¥3,410 | ¥948 | ¥3,300 |
| 大吟醸 | 61 種 | ¥3,025 | ¥935 | ¥3,999 |
| 純米吟醸 | 173 種 | ¥1,925 | ¥1,034 | ¥1,980 |
| 吟醸 | 19 種 | ¥1,589 | ¥891 | ¥1,694 |
| 特別純米 | 55 種 | ¥1,760 | ¥999 | ¥1,760 |
| 純米 | 223 種 | ¥1,650 | ¥743 | ¥1,650 |
| 本醸造 | 25 種 | ¥1,375 | ¥866 | ¥1,300 |
| 普通酒 | 33 種 | ¥1,200 | ¥597 | ¥1,133 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 1,372 種
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 長龍 純米酒 山田錦100% | 長龍酒造 | 純米 すっきり | ¥1,402 | 6 |
| 富久錦 純米原酒 Fu | 富久錦 | 純米 旨みがある | ¥1,430 | 6 |
| 篠峯 遊々 純米 山田錦 | 千代酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +7.5) 旨みがある | ¥1,430 | 6 |
| 長龍 ほろ酔ひ | 長龍酒造 | 普通酒 旨みがある すっきり | ¥1,430 | 6 |
| 白鶴 純米しぼりたて | 白鶴酒造 | 純米 | ¥1,480 | 6 |
| 芳純白鷹 特別純米酒 | 白鷹 | 特別純米 やや辛口(日本酒度 +3.1) | ¥1,480 | 6 |
| 初霞 大和のどぶ | 久保本家酒造 | 純米 にごり・発泡 コクがある | ¥1,485 | 6 |
| 白鷹 宮水の郷 特別純米酒 | 白鷹 | 特別純米 コクがある | ¥1,595 | 6 |
| 閂 純米吟醸 | 東山酒造 | 純米吟醸 | ¥1,645 | 6 |
| 御代栄 無濾過生原酒 びわこのくじら | 北島酒造 | 普通酒 中口(日本酒度 0) 旨みがある | ¥1,650 | 6 |
| 龍力 特別純米 生酛仕込み | 本田商店 | 特別純米 中口(日本酒度 +1) コクがある 旨みがある | ¥1,650 | 6 |
| 花巴 山廃火入 | 美吉野醸造 | 旨みがある すっきり | ¥1,650 | 6 |
| 梅乃宿 純米吟醸 | 梅乃宿酒造 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2.5) すっきり | ¥1,707 | 6 |
| 萩乃露 純米吟醸 別誂え 生酒 | 福井弥平商店 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +5) 華やか すっきり | ¥1,760 | 6 |
| 仙介 山廃純米 | 泉酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +2.5) | ¥1,760 | 6 |
| 長龍 雄町 純米吟醸 原酒 | 長龍酒造 | 純米吟醸 中口(日本酒度 +1) 旨みがある すっきり | ¥1,760 | 6 |
| 風の森 ALPHA1 DRY 次章への鍵 | 油長酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +10) | ¥1,793 | 6 |
| 富翁 純米酒 プルミエアムール | 北川本家 | 純米 甘口(日本酒度 -34) | ¥1,823 | 6 |
| 七本鎗 純米 玉栄 | 冨田酒造 | 純米 コクがある 旨みがある | ¥1,870 | 6 |
| 神開 純米 生原酒 | 藤本酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +20) 旨みがある | ¥1,870 | 6 |
都道府県
蔵元 103 軒
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 松山酒造Matsuyama Shuzo | 京都市伏見区 | 1923 年 | 3 | ¥2,090 | 34 |
| 羽田酒造Haneda Shuzo | 京都市右京区 | 1893 年 | 4 | — | 28 |
| 城陽酒造Joyo Shuzo | 城陽市 | 1895 年 | 9 | ¥1,760 | 26 |
| 茨木酒造Ibaraki Shuzo | 明石市 | 1848 年 | 2 | ¥1,650 | 25 |
| 八鹿酒造Yoka Shuzo | 養父市 | 1858 年 | 1 | ¥3,580 | 25 |
| 安井酒造場Yasui Shuzojo | 甲賀市 | 1884 年 | 3 | ¥1,595 | 24 |
| 岡村本家Okamura Honke | 豊郷町 | 1854 年 | 7 | ¥1,430 | 22 |
| 澤田酒造Sawada Shuzo | 香芝市 | 1830 年 | 2 | ¥1,650 | 22 |
| 冨田酒造Tomita Shuzo | 長浜市 | 1534 年 | 4 | ¥1,870 | 21 |
| 五條酒造Gojo Shuzo | 五條市 | 1924 年 | 3 | — | 19 |
| 利休蔵Rikyugura | 堺市堺区 | 1899 年 | 2 | ¥1,375 | 18 |
| 佐藤酒造Sato Shuzo | 長浜市 | 2011 年 | 1 | ¥2,660 | 15 |
| 壺坂酒造Tsubosaka Shuzo | 姫路市 | 1805 年 | 3 | ¥1,265 | 15 |
| 田中酒造場Tanaka Shuzojo | 姫路市 | 1835 年 | 2 | ¥4,620 | 13 |
| 高垣酒造Takagaki Shuzo | 有田川町 | 1840 年 | 3 | ¥1,500 | 12 |
| 東山酒造Higashiyama Shuzo | 京都市伏見区 | 1945 年 | 2 | ¥1,645 | 11 |
| 池田酒造Ikeda Shuzo | 舞鶴市 | 1879 年 | 1 | ¥1,070 | 10 |
| 松瀬酒造Matsuse Shuzo | 竜王町 | 1860 年 | 2 | — | 9 |
| 葛城酒造Katsuragi Shuzo | 御所市 | 1887 年 | 3 | ¥1,760 | 9 |
| 今西酒造Imanishi Shuzo | 桜井市 | 1660 年 | 3 | ¥3,300 | 8 |
水と米
近畿の酒どころは、水質の違いがそのまま酒質の個性になっています。兵庫・灘では、リンやカリウム、カルシウムを豊富に含む硬水の「宮水」が使われ、加水しても味が崩れない濃醇な酒を生みました。対して京都・伏見は、丹波高原から淀川水系へ流れる軟水から中程度の硬水を仕込み水とし、もろみの発酵を穏やかに進めて丸みのある口当たりを育てます。琵琶湖を抱く滋賀では、比良・比叡・鈴鹿の山々からの伏流水と近江米の「吟吹雪」「玉栄」に加え、灘と同じ山田錦も栽培され、盆地特有の底冷えが穏やかな発酵につながっています。兵庫は山田錦をはじめ酒米の産地としても知られ、近畿全体で水と米の豊かな組み合わせが酒質の幅を支えています。
酒質の傾向
近畿の酒質は、灘(兵庫、白鶴酒造)の骨太で伸びやかな味わいから、伏見(京都、月桂冠)のなめらかで穏やかな味わいまで幅があります。灘の酒は加水しても輪郭が崩れにくく、燗にしても伸びやかさを保つ食中酒に向き、伏見の酒は品よく膨らむ甘みと旨みで、京料理のような繊細な味わいの料理と静かに調和します。滋賀(喜多酒造)は米由来のふくよかな甘みと旨みに、しっかりとした酸味を伴い、奈良(今西清兵衛商店)・和歌山(中野BC)もそれぞれの土地に根ざした味わいを育んでいます。土地ごとに個性が分かれるからこそ、料理や気分に合わせて選び分けられるのが近畿の魅力です。