大分県 都道府県

都道府県

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 13 軒
銘柄 16 銘柄
在庫の商品 82 種
ショップの出品 1,336 件
最安値(720ml) ¥900
最安値の中央値 ¥2,147
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

大分県は550年以上前の文献にも登場する「豊後の酒」の産地で、九州屈指の米どころとしても知られています。くじゅう連山の伏流水がもたらすやわらかな軟水と、寒暖差を生かした米づくりが、すっきりとした飲み口の酒を育んできました。

大分県の酒は全国と比べて味わいの印の割合は全国に近く、辛口は少なめ(22%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
県をクリックすると、その県の蔵元と在庫のある商品へ。地方名をクリックすると地方のページへ。境界データは国土数値情報(国土交通省)由来の簡略版。
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四国 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

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甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で大分県は辛口の割合が 41 番目、すっきりが 12 番目、華やかが 20 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは宮城県・福島県。県ごとの図を並べて見る

辛口 22%すっきり 36%華やか 43%旨み 23%コク 30%
大分県 全国(目盛りは 25% ごと)
印大分県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)22%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)20%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)36%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)15%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)7%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+0.2+2.8+1.5+2.1
すっきり36%47%35%34%
華やか・フルーティ43%35%50%41%
コクがある30%28%19%26%
旨みがある23%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 59 種、味わい 56 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

大分県の日本酒の銘柄 16 銘柄(在庫の商品 82 種)

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
西の関 萱島酒造 普通酒〜純米大吟醸 やや甘口 旨みがある コクがある ¥900〜¥4,800 21 種
倉光 倉光酒造 本醸造〜純米大吟醸 中口 すっきり にごり・発泡 ¥1,980〜¥6,138 13 種
八鹿 八鹿酒造 普通酒〜純米大吟醸 やや辛口 華やか コクがある ¥995〜¥3,480 12 種
千羽鶴 佐藤酒造 普通酒〜純米大吟醸 やや辛口 コクがある フルーティ ¥964〜¥3,421 8 種
一の井手 久家本店 普通酒〜大吟醸 中口 すっきり 華やか ¥1,680〜¥3,300 5 種
ちえびじん 中野酒造 純米〜純米吟醸 中口 フルーティ コクがある ¥1,650〜¥2,420 4 種
角の井 井上酒造 普通酒〜純米大吟醸 すっきり 旨みがある ¥2,850〜¥5,600 4 種
和香牡丹 三和酒類 本醸造 中口 フルーティ 華やか ¥979〜¥2,147 3 種
豊潤 小松酒造場 純米〜純米大吟醸 中口 華やか すっきり ¥3,480〜¥5,898 3 種
山水 老松酒造 特別純米〜大吟醸 中口 華やか すっきり ¥1,181〜¥3,358 2 種
智恵美人 中野酒造 普通酒〜純米大吟醸 すっきり ¥11,000 2 種
佐伯飛翔 ぶんご銘醸 純米 辛口 旨みがある ¥1,427 1 種
老松 老松酒造 普通酒 中口 — 1 種
花笑み 大地酒造 純米 辛口 ¥1,540 1 種
なごり雪 久家本店 吟醸 辛口 華やか すっきり ¥1,920 1 種
鷹来屋 浜嶋酒造 本醸造 辛口 ¥1,540 1 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸9 種¥4,800¥3,070¥3,300
大吟醸8 種¥3,421¥3,080¥3,999
純米吟醸5 種¥2,850¥1,986¥1,980
吟醸3 種¥1,920¥1,419¥1,694
特別純米7 種¥1,680¥1,181¥1,760
純米10 種¥1,540¥1,131¥1,650
本醸造11 種¥1,339¥964¥1,300
普通酒3 種¥960¥900¥1,133

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 82 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 山田錦(16) 八反錦(5) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
上撰 智恵美人 中野酒造 普通酒 すっきり ¥3,700 1800ml 6
倉光 1984年本醸造 倉光酒造 本醸造 中口(日本酒度 +1) ¥3,800 6
豊潤 純米大吟醸 大分三井 小松酒造場 純米大吟醸 華やか すっきり ¥4,380 6
豊潤 純米大吟醸 山田錦 小松酒造場 純米大吟醸 中口(日本酒度 +1) コクがある ¥5,898 6
倉光 純米大吟醸 沙羅 斗瓶採り 倉光酒造 純米大吟醸 中口(日本酒度 +1) すっきり ¥6,138 6
千羽鶴 純米大吟醸 佐藤酒造 純米大吟醸 中口(日本酒度 0) ¥6,290 1800ml 6
智恵美人 純米大吟醸 紫光 中野酒造 純米大吟醸 ¥11,000 6
千羽鶴 華撰 佐藤酒造 普通酒 やや辛口(日本酒度 +2) ¥1,859 1800ml 5
西の関 千三百年の祈り 萱島酒造 ¥2,200 5
倉光 特別純米酒 双樹 斗瓶採り 倉光酒造 特別純米 甘口(日本酒度 -4) ¥2,450 5
倉光 大吟醸 沙羅 斗瓶囲 倉光酒造 大吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり ¥5,800 5
八鹿 樹里愛 純米スパークリング 八鹿酒造 純米 にごり・発泡 フルーティ ¥590 その他の容量 4
西の関 夏のお酒 ひや 萱島酒造 本醸造 中口(日本酒度 -0.5) コクがある 旨みがある ¥1,265 4
八鹿 純米 ゆふいんの森 八鹿酒造 純米 中口(日本酒度 +1) ¥1,379 4
鷹来屋 本醸造 辛口 浜嶋酒造 本醸造 辛口(商品名の表記・日本酒度 +5) ¥1,540 4
倉光 特別純米酒 酒は清き水 斗瓶採り 倉光酒造 特別純米 ¥1,980 4
西の関 本醸造 手造り本醸造原酒 萱島酒造 本醸造 やや甘口(日本酒度 -2) ¥2,555 1800ml 4
西の関 特撰 福印 萱島酒造 特別本醸造 やや甘口(日本酒度 -1.5) ¥2,840 1800ml 4
西の関 特撰 金箔入 萱島酒造 特別本醸造 やや甘口(日本酒度 -2) コクがある ¥3,700 1800ml 4
倉光 1984年本醸造 原酒 倉光酒造 本醸造 中口(日本酒度 +1) ¥4,300 4

市区町村

大分市

蔵元 1

日田市

蔵元 2

佐伯市

蔵元 2

臼杵市

蔵元 1

竹田市

蔵元 1

杵築市

蔵元 1

宇佐市

蔵元 2

豊後大野市

蔵元 1

国東市

蔵元 1

九重町

蔵元 1

蔵元 13 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
萱島酒造Kayashima Shuzo 国東市 1873 年 21 ¥900 686
八鹿酒造Yatsushika Brewery Co., Ltd. 九重町 1864 年 12 ¥995 169
中野酒造Nakano Shuzo Co., Ltd. 杵築市 1874 年 6 ¥1,650 129
倉光酒造Soukou Shuzo 大分市 1864 年 13 ¥1,980 96
佐藤酒造Sato Shuzo Co., Ltd. 竹田市 1917 年 8 ¥964 71
久家本店Kugehonten 臼杵市 1860 年 6 ¥1,680 65
井上酒造Inoue Shuzo 日田市 1804 年 4 ¥2,850 40
老松酒造Oimatsu Shuzo Co., Ltd. 日田市 1789 年 3 ¥1,181 30
三和酒類Sanwa Shurui Co., Ltd. 宇佐市 1958 年 3 ¥979 30
小松酒造場Komatsu Shuzojo 宇佐市 1868 年 3 ¥3,480 18
ぶんご銘醸Bungo Meijyo Co., Ltd. 佐伯市 1910 年 1 ¥1,427 10
大地酒造Oochi Shuzo 佐伯市 1885 年 1 ¥1,540 7
浜嶋酒造Hamashima Shuzo 豊後大野市 1889 年 1 ¥1,540 4

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

大分県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、西の関(萱島酒造)、倉光(倉光酒造)、八鹿(八鹿酒造)、千羽鶴(佐藤酒造)、一の井手(久家本店)。大分県の銘柄は全部で 16 銘柄、在庫のある商品は 82 種です。
大分県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 59 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 22%(全国 41%)で、全国より少なめです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 42%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 41 番目に高い県です。
大分県の日本酒の味わいの特徴は?
味わいの印(すっきり・華やか・旨み・コク)の割合は、どれも全国との差が 5 ポイント未満で、全国に近い傾向です。
大分県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、西の関 花印 ¥900、西の関 上撰 ¥960、千羽鶴 本醸造辛口 ¥964です。
大分県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥4,800(9 種)、大吟醸 ¥3,421(8 種)、純米吟醸 ¥2,850(5 種)、吟醸 ¥1,920(3 種)、特別純米 ¥1,680(7 種)、純米 ¥1,540(10 種)、本醸造 ¥1,339(11 種)、普通酒 ¥960(3 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
大分県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 13 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 老松酒造(1789 年)。
大分県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 27 種で多いのは、山田錦(16 種)、八反錦(5 種)です。

水と米

大分県は県土のおよそ7割を山林が占める一方、九州屈指の米どころでもあります。仕込みに使われる酒米は山田錦や五百万石に加え、かつて広く栽培されながら昭和40年代に姿を消し、近年蔵元の手で復活した大分独自の品種「大分三井」も使われています。仕込み水は、くじゅう連山の主峰・久住山を源とする伏流水をはじめ、「水の郷百選」に選ばれた日田の水郷、国東半島の両子山・文殊山に由来する伏流水など、いたるところで名水に恵まれています。これらはミネラルバランスの穏やかな軟水で、発酵がゆっくりと進み、糖分が穏やかに残ることで、ふわっとした甘みとさっぱりした後味を生みます。県内でも西部のくじゅう・久住高原は冬に氷点下となる寒冷地で低温での仕込みに適し、東部の国東半島は温暖な海洋性気候というように、地域ごとに異なる気候が酒質に多様な個性をもたらしています。

酒質の傾向

大分の地酒は「淡麗甘口」と評されるものが多く、軟水仕込み特有のやわらかな甘みとさっぱりした後味が持ち味です。国東市の萱島酒造は、両子山・文殊山の伏流水を仕込み水に、「旨味なくして日本酒なし」という考えのもと、甘み・酸み・辛み・苦み・渋みの五つの要素が調和した酒を追求してきました。燗にすると米由来のやさしい旨みが立ち上り、まろやかな余韻が続くのも大分の酒の魅力です。新鮮な魚介や地元の食材と合わせる食中酒として親しまれ、冷やから燗まで温度を変えて楽しめる懐の深さも持ち味です。

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大分の酒造りは記録の上でも古く、応仁2年(1468年)に京都・東福寺の僧が記した日記に「豊後の練貫酒」が登場します。もち米・白米・麹・焼酎を仕込み30〜40日かけて発酵・熟成させた酒で、当時の庶民に親しまれていました。江戸時代には、蒸した米と米麹を甕に仕込み土中で越冬させる「麻地酒」が生まれ、豊後国日出藩が江戸幕府への献上品として用いるほど格式ある一品でした。今日の大分の酒に感じられるやわらかな甘みは、こうした長い醸造の歴史の延長線上にあるとされています。現在も県内には約30軒の酒蔵があり、焼酎とともに日本酒づくりの伝統が途切れることなく受け継がれてきました。焼酎と日本酒というふたつの文化が隣り合って根付く環境は、互いの酒質への意識を研ぎ澄ませる刺激にもなってきたといわれています。