東北 地方
地方
156 軒
1,744 種
24,607 件
¥660
¥1,997
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
東北は、日本有数の米どころと豪雪地帯を併せ持つ、日本酒の一大産地です。岩手・青森・山形の3県が清酒の地理的表示(GI)に指定されており、雪解け水の伏流水と杜氏の技が、県ごとに個性の異なる酒質を育んできました。
東北の酒は全国と比べて味わいの印の割合は全国に近く、辛口は少なめ(28%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
| 印 | 東北 | 全国 |
|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 28% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 28% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 27% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 7% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 10% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +1.3 | +2.1 |
| すっきり | 34% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 46% | 41% |
| コクがある | 22% | 26% |
| 旨みがある | 36% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 1,360 種、味わい 1,086 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 | 350 種 | ¥3,252 | ¥660 | ¥3,300 |
| 大吟醸 | 129 種 | ¥3,980 | ¥948 | ¥3,999 |
| 純米吟醸 | 349 種 | ¥1,995 | ¥1,100 | ¥1,980 |
| 吟醸 | 37 種 | ¥1,666 | ¥994 | ¥1,694 |
| 特別純米 | 121 種 | ¥1,754 | ¥895 | ¥1,760 |
| 純米 | 292 種 | ¥1,650 | ¥813 | ¥1,650 |
| 特別本醸造 | 9 種 | ¥1,550 | ¥1,152 | ¥1,389 |
| 本醸造 | 59 種 | ¥1,360 | ¥820 | ¥1,300 |
| 普通酒 | 34 種 | ¥1,280 | ¥756 | ¥1,133 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 1,744 種
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 花春 純米吟醸 | 花春酒造 | 純米吟醸 やや甘口(日本酒度 -2) フルーティ コクがある | ¥1,362 | 11 |
| 高清水 生酛特別純米酒 | 秋田酒類製造 | 特別純米 旨みがある | ¥1,444 | 11 |
| 一ノ蔵 無鑑査本醸造辛口 しぼりたて生酒 | 一ノ蔵 | 本醸造 辛口(商品名の表記・日本酒度 +4) コクがある 旨みがある | ¥1,485 | 11 |
| 上喜元 お燗純米 山田錦 | 酒田酒造 | 純米 中口(日本酒度 +1) 旨みがある | ¥1,485 | 11 |
| 澤正宗 生貯蔵酒 | 古澤酒造 | 中口(日本酒度 0) すっきり | ¥1,520 | 11 |
| 上喜元 純米吟醸 出羽燦々 | 酒田酒造 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) 華やか すっきり | ¥1,540 | 11 |
| 天の戸 特別純米酒 美稲 | 浅舞酒造 | 特別純米 やや辛口(日本酒度 +3) コクがある | ¥1,595 | 11 |
| 廣戸川 純米 | 松崎酒造店 | 純米 中口(日本酒度 +1) すっきり 旨みがある | ¥1,648 | 11 |
| 虹水 純米吟醸 Imperial Jade 無濾過原酒 | 菊の司酒造 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) 華やか すっきり | ¥1,650 | 11 |
| 一ノ蔵 祥雲金龍 純米吟醸 | 一ノ蔵 | 純米吟醸 中口(日本酒度 0) コクがある | ¥1,650 | 11 |
| 生粋左馬 純米 | 有賀醸造 | 純米 華やか 旨みがある | ¥1,650 | 11 |
| 高清水 さけパック | 秋田酒類製造 | 普通酒 中口(日本酒度 +1) | ¥1,699 | 11 |
| 初孫 純米酒 もみぢ浪漫 | 東北銘醸 | 純米 中口(日本酒度 +1) 旨みがある すっきり | ¥1,705 | 11 |
| 超裏雅山流 夢風 | 新藤酒造店 | 純米 やや辛口(日本酒度 +2) すっきり | ¥1,760 | 11 |
| 銀嶺月山 純米吟醸 月山の雪 | 月山酒造 | 純米吟醸 中口(日本酒度 +1) 旨みがある フルーティ | ¥1,860 | 11 |
| AKABU 純米酒 NEWBORN | 赤武酒造 | 純米 | ¥1,870 | 11 |
| 飛良泉 山廃純米酒 マル飛 にごり酒 | 飛良泉本舗 | 純米 甘口(日本酒度 -11) にごり・発泡 すっきり | ¥1,980 | 11 |
| 羽陽男山 純米吟醸 酒未来 | 男山酒造 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) | ¥1,980 | 11 |
| 銀嶺月山 大吟醸 限定 | 月山酒造 | 大吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) 華やか すっきり | ¥1,980 | 11 |
| 乾坤一 純米吟醸原酒 超辛口 | 大沼酒造店 | 純米吟醸 辛口(商品名の表記・日本酒度 +10) すっきり | ¥2,090 | 11 |
都道府県
蔵元 156 軒
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 秋田県醗酵工業Akitaken Hakko Kogyo | 湯沢市 | 1945 年 | 1 | — | 9 |
| 鳴海醸造店Narumi Jozoten | 黒石市 | 1806 年 | 2 | ¥8,500 | 8 |
| 阿部勘酒造店Abekan Shuzoten | 塩竈市 | 1716 年 | 2 | ¥1,870 | 8 |
| 千駒酒造Senkoma Shuzo | 白河市 | 1923 年 | 2 | ¥946 | 8 |
| 峰の雪酒造場Minenoyuki Shuzojo | 喜多方市 | 1942 年 | 1 | ¥1,485 | 8 |
| 高橋庄作酒造店Takahashi Shosaku Shuzoten | 会津若松市 | — | 2 | ¥1,265 | 8 |
| 喜久盛酒造Kikuzakari Shuzo | 北上市 | 1894 年 | 2 | ¥2,200 | 7 |
| 田中酒造店Tanaka Shuzoten | 加美町 | 1789 年 | 1 | — | 7 |
| 吾妻嶺酒造店Azumamine Shuzoten | 紫波町 | 1684 年 | 1 | ¥1,760 | 6 |
| 奥田酒造店Okuda Shuzoten | 大仙市 | 1673 年 | 1 | ¥2,057 | 6 |
| 磐梯酒造Bandai Shuzo | 磐梯町 | 1890 年 | 1 | ¥4,520 | 6 |
| 三春酒造Miharu Shuzo | 三春町 | — | 2 | ¥1,540 | 6 |
| 平六醸造Hiraroku Brewing | 紫波町 | 2024 年 | 1 | ¥2,200 | 6 |
| 金紋秋田酒造Kinmon Akita Shuzo | 大仙市 | 1936 年 | 1 | ¥4,950 | 5 |
| 桜顔酒造Sakuragao Shuzo | 盛岡市 | 1912 年 | 1 | ¥1,892 | 4 |
| 喜久水酒造Kikusui Shuzo | 能代市 | 1875 年 | 1 | ¥55,000 | 2 |
水と米
東北6県は日本海側と太平洋側で気候が大きく異なり、日本海側の山形は冬の積雪が多く、太平洋側の岩手・青森は「やませ」と呼ばれる冷たい偏東風の影響を受けます。山々に降る雪や雨が豊富な伏流水を育て、山形県は鉄分の少ない清冽な軟水を、岩手県は北上川水系や石灰岩地帯由来のカルシウム・マグネシウムを含む伏流水を仕込み水としています。酒造りの技術面では、岩手県を発祥とする南部杜氏が日本最大の杜氏集団として東北各地の酒蔵を支えてきました。青森県は1960年から冷涼な気候に適する酒造好適米の開発に取り組み、山形県では厳しい冬の低温を生かした低温長期発酵の吟醸造りが磨かれてきました。県境を越えて共通するのは、雪解け水と寒さがもたらす雑味の少ない酒質です。
酒質の傾向
東北の酒質は県によって色合いが異なります。秋田(齋彌酒造店)・宮城(一ノ蔵)・山形(加藤嘉八郎酒造)・福島(奥の松酒造)は雑味の少ない淡麗辛口の系統が中心とされる一方、青森(八戸酒造)はすっきりとした淡麗甘口、南部杜氏の技術を受け継ぐ岩手(南部美人)は米の旨味がしっかりと乗る濃醇甘口の傾向があるといわれます。青森の純米吟醸酒・吟醸酒はメロンやりんごを思わせる香りが甘味・旨味と調和し、岩手の酒は口当たりが柔らかく、だしの効いた汁物や煮物との相性がよいとされます。県ごとの傾向を手がかりに、好みに近い一本を探してみるとよいでしょう。