岡山県 都道府県
都道府県
16 軒
29 銘柄
154 種
1,406 件
¥880
¥1,980
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
岡山県は、山田錦や五百万石のルーツとされる酒米「雄町」の主産地として知られる産地です。備前・備中・美作の三国にまたがる地で、吉井川・旭川・高梁川という三大河川の伏流水が仕込み水を支えてきました。
岡山県の酒は全国と比べて旨みが多く(49%、全国 37%)、辛口は全国並み(37%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で岡山県は辛口の割合が 24 番目、すっきりが 38 番目、華やかが 9 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは栃木県・東京都。県ごとの図を並べて見る
| 印 | 岡山県 | 新潟県 | 山形県 | 全国 |
|---|---|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 37% | 51% | 32% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 31% | 23% | 24% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 7% | 13% | 26% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 14% | 4% | 8% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 10% | 8% | 11% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +1.1 | +2.8 | +1.5 | +2.1 |
| すっきり | 21% | 47% | 35% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 49% | 35% | 50% | 41% |
| コクがある | 25% | 28% | 19% | 26% |
| 旨みがある | 49% | 37% | 34% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 86 種、味わい 95 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
岡山県の日本酒の銘柄 29 銘柄(在庫の商品 154 種) · 在庫の多い 20 銘柄を表示
| 銘柄 | 蔵元 | 特定名称 | 甘辛・味わい(多い印) | 720ml の価格 | 在庫の商品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 極聖 | 宮下酒造 | 本醸造〜純米大吟醸 | やや辛口 華やか 旨みがある | ¥1,320〜¥21,900 | 25 種 |
| 燦然 | 菊池酒造 | 本醸造〜純米大吟醸 | 辛口 華やか フルーティ | ¥1,210〜¥12,100 | 18 種 |
| 嘉美心 | 嘉美心酒造 | 普通酒〜純米大吟醸 | やや甘口 旨みがある フルーティ | ¥1,250〜¥2,420 | 14 種 |
| 御前酒 | 辻本店 | 普通酒〜純米大吟醸 | 辛口 コクがある 旨みがある | ¥1,375〜¥11,000 | 13 種 |
| 櫻室町 | 室町酒造 | 本醸造〜純米大吟醸 | やや辛口 旨みがある 華やか | ¥1,320〜¥5,500 | 12 種 |
| 大典白菊 | 白菊酒造 | 普通酒〜純米大吟醸 | 辛口 旨みがある すっきり | ¥1,060〜¥4,400 | 12 種 |
| 木村式奇跡のお酒 | 菊池酒造 | 純米〜純米大吟醸 | 辛口 フルーティ コクがある | ¥1,655〜¥6,600 | 6 種 |
| 酒一筋 | 利守酒造 | 普通酒〜純米大吟醸 | やや辛口 旨みがある コクがある | ¥1,430〜¥3,570 | 6 種 |
| きびの吟風 | 板野酒造場 | 普通酒〜純米大吟醸 | フルーティ 華やか | ¥1,190〜¥7,260 | 6 種 |
| 十八盛 | 十八盛酒造 | 純米〜純米大吟醸 | やや辛口 旨みがある コクがある | ¥1,650〜¥2,200 | 5 種 |
| 喜平 | 平喜酒造 | 本醸造〜純米大吟醸 | やや辛口 旨みがある | ¥880〜¥3,300 | 5 種 |
| 神心 | 嘉美心酒造 | 純米〜純米吟醸 | やや甘口 フルーティ 熟成 | ¥1,320〜¥3,630 | 4 種 |
| 冬の月 | 嘉美心酒造 | 純米吟醸 | 甘口 フルーティ 旨みがある | ¥1,800〜¥2,160 | 3 種 |
| 鬼ノ城 | 板野酒造本店 | 純米〜純米吟醸 | 辛口 旨みがある | ¥1,110〜¥1,675 | 3 種 |
| 多賀治 | 十八盛酒造 | 純米大吟醸 | 中口 旨みがある フルーティ | ¥2,310〜¥5,060 | 2 種 |
| 萬年雪 | 森田酒造 | 本醸造〜純米 | — | 2 種 | |
| MIYASHITA ESTATE | 宮下酒造 | 純米大吟醸 | 華やか | ¥108,800 | 2 種 |
| 伊七 | 熊屋酒造 | 特別純米〜大吟醸 | やや辛口 すっきり 旨みがある | ¥1,237〜¥2,420 | 2 種 |
| 倉敷小町 | 菊池酒造 | 本醸造〜吟醸 | すっきり | ¥1,870 | 2 種 |
| 赤磐雄町 | 利守酒造 | 純米吟醸〜純米大吟醸 | ¥2,178〜¥7,780 | 2 種 |
在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 | 32 種 | ¥3,850 | ¥1,726 | ¥3,300 |
| 大吟醸 | 14 種 | ¥4,400 | ¥1,414 | ¥3,999 |
| 純米吟醸 | 28 種 | ¥1,980 | ¥1,320 | ¥1,980 |
| 特別純米 | 7 種 | ¥1,980 | ¥1,237 | ¥1,760 |
| 純米 | 34 種 | ¥1,650 | ¥1,090 | ¥1,650 |
| 本醸造 | 6 種 | ¥1,320 | ¥880 | ¥1,300 |
| 普通酒 | 3 種 | ¥1,210 | ¥1,180 | ¥1,133 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 154 種 · 条件で絞り込む
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 極聖 大吟醸 山田錦 | 宮下酒造 | 大吟醸 旨みがある | ¥3,850 | 6 |
| 燦然 純米大吟醸 蔵リズム | 菊池酒造 | 純米大吟醸 熟成 旨みがある | ¥4,180 | 6 |
| 燦然 大吟醸原酒 山田錦35磨 | 菊池酒造 | 大吟醸 華やか | ¥5,000 | 6 |
| きびの吟風 大吟醸 雫酒 | 板野酒造場 | 大吟醸 フルーティ | ¥7,260 | 6 |
| 御前酒 純米大吟醸 鳳凰 | 辻本店 | 純米大吟醸 コクがある 旨みがある | ¥11,000 | 6 |
| 大典白菊 備中杜氏 にごり酒 | 白菊酒造 | にごり・発泡 すっきり | ¥1,100 | 5 |
| 喜平 しぼったまんま | 平喜酒造 | ¥1,160 | 5 | |
| 大典白菊 上撰 | 白菊酒造 | 普通酒 やや辛口(日本酒度 +2) 旨みがある すっきり | ¥1,180 | 5 |
| きびの吟風 吉備津蔵 純米酒 | 板野酒造場 | 純米 コクがある すっきり | ¥1,190 | 5 |
| 伊七 雄町 特別純米酒 | 熊屋酒造 | 特別純米 やや辛口(日本酒度 +2) すっきり 旨みがある | ¥1,237 | 5 |
| 極聖 純米にごり酒 | 宮下酒造 | 純米 甘口(日本酒度 -24) にごり・発泡 | ¥1,320 | 5 |
| 酒一筋 純米酒 | 利守酒造 | 純米 辛口(日本酒度 +4) 旨みがある | ¥1,430 | 5 |
| 極聖 純米 一番滴 | 宮下酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) | ¥1,485 | 5 |
| 十八盛 純米 山田錦 | 十八盛酒造 | 純米 中口(日本酒度 +1) 旨みがある | ¥1,650 | 5 |
| 嘉美心 雄町純米大吟醸 | 嘉美心酒造 | 純米大吟醸 やや甘口(日本酒度 -3) フルーティ 華やか | ¥1,726 | 5 |
| 岡山白桃酵母仕込みしぼりたて ペシュリーヌ | 嘉美心酒造 | ¥1,760 | 5 | |
| ことのわ 特別純米 | 十八盛酒造 | 特別純米 辛口(日本酒度 +4) フルーティ 旨みがある | ¥1,830 | 5 |
| 萬年雪 純米 荒走り 生一本 | 森田酒造 | 純米 | ¥2,150 | 5 |
| 御前酒 菩提もと純米吟醸 別誂 生原酒 | 辻本店 | 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) | ¥2,200 | 5 |
| 武蔵の里 純米吟醸 | 田中酒造場 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) フルーティ | ¥2,200 | 5 |
市区町村
蔵元 16 軒 · 絞り込んで見る
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 嘉美心酒造Kamikokoro Shuzo | 浅口市 | 1913 年 | 21 | ¥1,250 | 322 |
| 室町酒造Muromachi Shuzo | 赤磐市 | 1688 年 | 12 | ¥1,320 | 268 |
| 宮下酒造Miyashita Shuzo | 岡山市 | 1915 年 | 28 | ¥1,320 | 211 |
| 菊池酒造Kikuchi Shuzo | 倉敷市 | 1878 年 | 28 | ¥1,210 | 211 |
| 辻本店Tsuji Honten | 真庭市 | 1804 年 | 13 | ¥1,375 | 133 |
| 白菊酒造Shiragiku Shuzo | 高梁市 | 1886 年 | 12 | ¥1,060 | 72 |
| 十八盛酒造Juhachizakari Shuzo | 倉敷市 | 1785 年 | 8 | ¥1,650 | 51 |
| 利守酒造Toshimori Shuzo | 赤磐市 | 1868 年 | 8 | ¥1,430 | 43 |
| 板野酒造場Itano Shuzojo | 岡山市 | 1934 年 | 6 | ¥1,190 | 33 |
| 平喜酒造Hiraki Shuzo | 浅口市 | 1928 年 | 5 | ¥880 | 32 |
| 板野酒造本店Itano Shuzo Honten | 岡山市北区 | 1870 年 | 4 | ¥1,110 | 23 |
| 森田酒造Morita Shuzo | 倉敷市 | 1909 年 | 2 | — | 13 |
| 熊屋酒造Kumaya Shuzo | 倉敷市 | 1716 年 | 3 | ¥1,237 | 13 |
| 丸本酒造Marumoto Shuzo | 浅口市 | 1867 年 | 2 | ¥1,810 | 8 |
| 田中酒造場Tanaka Shuzojo | 美作市 | 1885 年 | 1 | ¥2,200 | 5 |
| 落酒造場Ochi Shuzojo | 真庭市 | 1893 年 | 1 | ¥2,090 | 4 |
よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法
- 岡山県の日本酒の銘柄は?
- 在庫のある商品の多い順に、極聖(宮下酒造)、燦然(菊池酒造)、嘉美心(嘉美心酒造)、御前酒(辻本店)、櫻室町(室町酒造)。岡山県の銘柄は全部で 29 銘柄、在庫のある商品は 154 種です。
- 岡山県の日本酒は辛口が多い?
- 甘辛の分かる在庫の商品 86 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 37%(全国 41%)で、全国よりほぼ同じです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 69%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 24 番目に高い県です。
- 岡山県の日本酒の味わいの特徴は?
- 全国と比べていちばん多い味わいの印は「旨みがある」で、在庫の商品の 49%(全国 37%)に付いています。
- 岡山県の日本酒で手頃な 720ml は?
- 出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、喜平 本醸造 ¥880、大典白菊 特別本醸造 白い瀬 ¥1,060、喜平 純米酒 七段仕込 ¥1,090です。
- 岡山県の日本酒の価格の目安は?
- 720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥3,850(32 種)、大吟醸 ¥4,400(14 種)、純米吟醸 ¥1,980(28 種)、特別純米 ¥1,980(7 種)、純米 ¥1,650(34 種)、本醸造 ¥1,320(6 種)、普通酒 ¥1,210(3 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
- 岡山県の酒蔵はいくつある?
- 楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 16 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 室町酒造(1688 年)。
- 岡山県の日本酒によく使われる酒米は?
- 酒米の分かる在庫の商品 95 種で多いのは、雄町(62 種)、山田錦(21 種)です。
水と米
岡山県は北部の中国山地、中央部の吉備高原、南部の岡山平野からなり、吉井川・旭川・高梁川という三大河川が瀬戸内海へ注いでいます。仕込み水はこれらの川の伏流水が中心で、旭川水系の「雄町の冷泉」や吉井川最上流の「岩井」、高梁川水系の石灰岩地帯を通る水など、環境省の名水百選に選ばれた湧水も点在し、総じて軟水から中軟水です。酒米は、安政6年(1859年)に岡山市中区雄町で発見された「雄町」が主産地として知られ、大粒で心白の発現が良く、山田錦や五百万石など全国の主要な酒造好適米の多くがその系統を受け継いでいます。栽培が難しく収量が少ないため一時は作付けが縮小しましたが、県の生産振興事業を経て回復しました。三大河川の軟水と、旨味をもたらす雄町米が組み合わさり、まろやかで旨味の乗った酒質を育んでいます。
酒質の傾向
岡山の酒は、雄町米ならではのまろやかで旨味の豊かな味わいが特徴とされています。備前・備中・美作の各エリアで気候や食文化が異なり、蔵ごとに味の幅がありますが、雄町を使った酒は独特のやさしさとまろやかさを持ち、秋あがりして旨味が増すとされます。室町酒造や辻本店、菊池酒造、利守酒造など県内各地の蔵が、この土地の米と水にこだわった酒を造り続けています。しっかりとした旨味は、瀬戸内の魚介や郷土料理との相性を引き立てます。
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雄町米の起源は安政6年(1859年)、現在の岡山市中区雄町にあたる高島村雄町の篤農家・岸本甚造が伯耆大山への参拝の帰路に見つけた一本の変わり穂に遡ります。選抜を重ねて「二本草」と名付けられたこの品種は、やがて発見地の名から「雄町米」と呼ばれるようになり、明治41年には岡山県の奨励品種に採用されました。大粒で心白の発現が良い雄町は酒造好適米として高く評価される一方、草丈が長く倒伏しやすくいもち病などの耐病性にも弱いため栽培が難しく、作付面積は一時大きく減少しました。県は昭和63年度からの「おかやま雄町米GOGO運動推進事業」などを通じて作付けの回復に取り組み、平成9年には作付面積が430haに達しています。岡山の酒造りの歴史は古く、奈良時代の万葉集に「吉備の酒」を詠んだ歌が残るほか、近世には児島諸白が京都で評判を呼び、備中杜氏の技術も元禄年間には既に活躍していた記録があります。