関東 地方
地方
94 軒
773 種
8,116 件
¥583
¥1,980
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。
関東は、日本酒の大消費地の足元にありながら、豊かな水源を生かした酒造りを続けてきた産地です。蔵元の数は他地方ほど多くありませんが、利根川をはじめとする川の水と受け継がれた技術によって、県ごとに個性の異なる酒が育まれています。
関東の酒は全国と比べて旨みが多く(43%、全国 37%)、辛口は全国並み(39%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向
甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて
| 印 | 関東 | 全国 |
|---|---|---|
| 辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口) | 39% | 41% |
| やや辛口(+1.5〜+3.4) | 27% | 26% |
| 中口(-1.4〜+1.4) | 21% | 19% |
| やや甘口(-3.4〜-1.5) | 5% | 5% |
| 甘口(-3.5 以下か商品名に甘口) | 8% | 8% |
| 日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品) | +2.1 | +2.1 |
| すっきり | 25% | 34% |
| 華やか・フルーティ | 46% | 41% |
| コクがある | 23% | 26% |
| 旨みがある | 43% | 37% |
「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 503 種、味わい 421 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。
特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて
| 特定名称 | 商品 | 最安値の中央値 | いちばん安い | 全国の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 純米大吟醸 | 111 種 | ¥3,200 | ¥1,650 | ¥3,300 |
| 大吟醸 | 54 種 | ¥4,503 | ¥1,485 | ¥3,999 |
| 純米吟醸 | 188 種 | ¥1,980 | ¥1,210 | ¥1,980 |
| 吟醸 | 12 種 | ¥1,650 | ¥1,266 | ¥1,694 |
| 特別純米 | 43 種 | ¥1,815 | ¥1,155 | ¥1,760 |
| 純米 | 142 種 | ¥1,760 | ¥583 | ¥1,650 |
| 特別本醸造 | 9 種 | ¥1,331 | ¥878 | ¥1,389 |
| 本醸造 | 10 種 | ¥1,320 | ¥912 | ¥1,300 |
| 普通酒 | 17 種 | ¥1,210 | ¥799 | ¥1,133 |
商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。
在庫のある商品 773 種
| 商品 | 蔵元 | 特定名称 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|
| 四季桜 はつはな | 宇都宮酒造 | 特別本醸造 辛口(商品名の表記・日本酒度 +2) すっきり | ¥1,210 | 10 |
| 千代鶴 吟醸辛口 | 中村酒造 | 吟醸 辛口(商品名の表記・日本酒度 +5) | ¥1,266 | 10 |
| SABA de SHU | 吉久保酒造 | 旨みがある | ¥1,320 | 10 |
| 副将軍 大吟醸山田錦 磨き50 | 明利酒類 | 大吟醸 コクがある すっきり | ¥1,485 | 10 |
| 盛升 特別純米 | 黄金井酒造 | 特別純米 旨みがある すっきり | ¥1,501 | 10 |
| 燦爛 山廃純米酒 | 外池酒造店 | 純米 中口(日本酒度 +0.5) フルーティ 旨みがある | ¥1,520 | 10 |
| 鏡山 純米 | 小江戸鏡山酒造 | 純米 旨みがある | ¥1,650 | 10 |
| 屋守 純米 中取り 火入 | 豊島屋酒造 | 純米 中口(日本酒度 +1) フルーティ 旨みがある | ¥1,859 | 10 |
| 千代鶴 佳撰 四段仕込 | 中村酒造 | 普通酒 | ¥1,859 | 10 |
| 丹沢山 純米吟醸 | 川西屋酒造店 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) 旨みがある すっきり | ¥1,870 | 10 |
| 九尾 純米大吟醸 無濾過生原酒 なすひかり | 天鷹酒造 | 純米大吟醸 やや甘口(日本酒度 -2) 旨みがある | ¥1,870 | 10 |
| 惣誉 純米吟醸 | 惣誉酒造 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) フルーティ | ¥1,870 | 10 |
| 寒菊 純米大吟醸 羽州誉50 Horizon | 寒菊銘醸 | 純米大吟醸 | ¥1,870 | 10 |
| 木戸泉 純米 醍醐 | 木戸泉酒造 | 純米 中口(日本酒度 0) | ¥1,870 | 10 |
| 残草蓬莱 純米吟醸 出羽燦々50 | 大矢孝酒造 | 純米吟醸 辛口(日本酒度 +5) フルーティ すっきり | ¥1,870 | 10 |
| 町田酒造 純米吟醸 雄町 直汲み | 町田酒造店 | 純米吟醸 中口(日本酒度 -1) フルーティ コクがある | ¥1,925 | 10 |
| 群馬泉 超特選純米酒 | 島岡酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +3) 熟成 | ¥1,925 | 10 |
| 鳳凰美田 純米吟醸 生 | 小林酒造 | 純米吟醸 フルーティ 華やか | ¥1,980 | 10 |
| 寒菊 Ocean99 白銀海 Snow Sea | 寒菊銘醸 | 純米大吟醸 にごり・発泡 | ¥1,980 | 10 |
| 千代鶴 東京酒蔵魂 純米原酒 | 中村酒造 | 純米 やや辛口(日本酒度 +2) | ¥1,980 | 10 |
都道府県
蔵元 94 軒
| 蔵元 | 所在地 | 創業 | 在庫の商品 | 最安値(720ml) | 出品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 寺田本家Terada Honke | 神崎町 | 1673 年 | 17 | ¥1,430 | 120 |
| 豊島屋酒造Toshimaya Shuzo | 東村山市 | 1596 年 | 14 | ¥1,403 | 118 |
| 梅一輪酒造Umeichirin Shuzo | 山武市 | 1868 年 | 6 | ¥997 | 114 |
| 五十嵐酒造Igarashi Shuzo | 飯能市 | 1897 年 | 9 | ¥1,152 | 113 |
| 中村酒造Nakamura Shuzo | あきる野市 | 1804 年 | 13 | ¥1,177 | 109 |
| 虎屋本店Toraya Honten | 宇都宮市 | 1788 年 | 14 | ¥1,705 | 104 |
| 鍋店Nabedana | 神崎町 | 1689 年 | 12 | ¥1,098 | 95 |
| 川西屋酒造店Kawanishiya Shuzoten | 神奈川県 | 1897 年 | 10 | ¥1,705 | 94 |
| 大矢孝酒造Oyatakashi Shuzo | 愛川町 | 1830 年 | 13 | ¥1,540 | 86 |
| 北西酒造Kitanishi Shuzo | 上尾市 | 1894 年 | 11 | ¥1,485 | 85 |
| 惣誉酒造Sohomare Shuzo | 市貝町 | 1872 年 | 9 | ¥1,628 | 79 |
| 東京港醸造Tokyo Port Brewery | 港区 | 1812 年 | 4 | ¥2,618 | 72 |
| 矢尾本店Yao Honten | 秩父市 | 1749 年 | 4 | ¥1,320 | 68 |
| 島岡酒造Shimaoka Shuzo | 太田市 | 1863 年 | 6 | ¥1,177 | 65 |
| 東亜酒造Toa Shuzo | 羽生市 | 1625 年 | 6 | ¥750 | 65 |
| 北関酒造Hokkan Shuzo | 栃木市 | 1973 年 | 6 | — | 62 |
| 土田酒造Tsuchida Shuzo | 川場村 | 1907 年 | 6 | ¥1,870 | 59 |
| 藤平酒造Tohei Shuzo | 君津市 | 1716 年 | 9 | ¥1,815 | 59 |
| 南陽醸造Nanyo Jozo | 羽生市 | 1860 年 | 9 | ¥1,320 | 57 |
| 森島酒造Morishima Shuzo | 日立市 | 1869 年 | 5 | ¥1,650 | 56 |
水と米
関東地方は利根川・江戸川といった大河川の水運を軸に発展してきた土地で、蔵元の数は他地方ほど多くありません。たとえば千葉県では利根川・江戸川流域や房総丘陵の久留里など地域によって水質が異なり、久留里の自噴井戸から湧く「生きた水」は中硬水として知られています。稲作が盛んな関東平野は酒米の産地でもあり、千葉県は2000年に酒造好適米「総の舞」を育成し、2002年から県内の蔵で使われています。江戸時代には利根川水系の水運によって佐原など県内の酒が大消費地の江戸へ運ばれ、関東の酒どころとしての歴史を築いてきました。大都市に近い土地でありながら、川筋ごとに異なる水と米が、県ごとの酒質の違いを生んでいます。
酒質の傾向
関東の酒質は県によって幅があります。茨城(来福酒造)・埼玉(小山本家酒造)・千葉(飯沼本家)・神奈川(大矢孝酒造)は雑味の少ない淡麗辛口の系統が中心とされる一方、群馬(永井酒造)は淡麗甘口、栃木(第一酒造)・東京(田村酒造場)は米の旨みがしっかりと乗る濃醇甘口の傾向があるといわれます。千葉県内でも、太平洋沿いの九十九里や南総では魚介に合わせやすいすっきりした辛口が多く、利根川流域の水郷や北総にはまろやかな口当たりの酒も見られるなど、同じ県の中でも土地によって表情が変わります。刺身や煮物、醤油を使った料理まで、地域ごとの酒質に合わせて選ぶ楽しみがあります。