石川県 都道府県

都道府県

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 16 軒
銘柄 30 銘柄
在庫の商品 234 種
ショップの出品 4,891 件
最安値(720ml) ¥838
最安値の中央値 ¥2,090
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

石川県は加賀と能登、二つの酒どころを持つ北陸の地酒どころです。霊峰白山の伏流水と、日本四大杜氏の一つに数えられる能登杜氏の技によって、コクと旨みのある濃醇な酒質が育まれてきました。

石川県の酒は全国と比べて旨みが多く(48%、全国 37%)、辛口は多め(52%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
県をクリックすると、その県の蔵元と在庫のある商品へ。地方名をクリックすると地方のページへ。境界データは国土数値情報(国土交通省)由来の簡略版。
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四国 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

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甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で石川県は辛口の割合が 8 番目、すっきりが 34 番目、華やかが 29 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは和歌山県・埼玉県。県ごとの図を並べて見る

辛口 52%すっきり 24%華やか 36%旨み 48%コク 34%
石川県 全国(目盛りは 25% ごと)
印石川県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)52%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)23%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)12%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)7%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)7%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+2.6+2.8+1.5+2.1
すっきり24%47%35%34%
華やか・フルーティ36%35%50%41%
コクがある34%28%19%26%
旨みがある48%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 181 種、味わい 185 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

石川県の日本酒の銘柄 30 銘柄(在庫の商品 234 種) · 在庫の多い 20 銘柄を表示

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
菊姫 菊姫 普通酒〜大吟醸 辛口 コクがある 旨みがある ¥838〜¥26,277 26 種
加賀鳶 福光屋 純米〜純米大吟醸 辛口 華やか 旨みがある ¥1,298〜¥33,000 20 種
天狗舞 車多酒造 普通酒〜純米大吟醸 やや辛口 旨みがある すっきり ¥1,045〜¥27,500 19 種
手取川 吉田酒造店 本醸造〜純米大吟醸 辛口 すっきり フルーティ ¥1,595〜¥3,300 19 種
常きげん 鹿野酒造 普通酒〜純米大吟醸 やや辛口 コクがある フルーティ ¥1,100〜¥16,500 18 種
萬歳楽 小堀酒造店 純米〜純米大吟醸 辛口 旨みがある 華やか ¥1,439〜¥11,000 15 種
宗玄 宗玄酒造 普通酒〜純米大吟醸 辛口 旨みがある 華やか ¥935〜¥11,680 15 種
日榮 中村酒造 普通酒〜純米大吟醸 辛口 旨みがある すっきり ¥1,320〜¥41,800 15 種
福正宗 福光屋 純米〜純米吟醸 やや辛口 コクがある 旨みがある ¥1,001〜¥2,662 9 種
加賀ノ月 加越 本醸造〜純米大吟醸 辛口 旨みがある コクがある ¥1,320〜¥2,750 9 種
神泉 東酒造 本醸造〜純米大吟醸 中口 コクがある すっきり ¥1,320〜¥4,180 9 種
農口尚彦研究所 農口尚彦研究所 本醸造〜純米大吟醸 フルーティ コクがある ¥1,980〜¥8,800 8 種
池月 鳥屋酒造 純米〜純米大吟醸 やや辛口 旨みがある 華やか ¥1,993〜¥4,125 7 種
獅子の里 松浦酒造 純米〜純米大吟醸 中口 すっきり ¥1,925〜¥4,202 7 種
遊穂 御祖酒造 純米〜純米吟醸 辛口 コクがある 旨みがある ¥1,430〜¥2,080 6 種
初心 福光屋 純米大吟醸 中口 熟成 旨みがある ¥5,400〜¥32,880 4 種
加賀鶴 やちや酒造 純米〜大吟醸 中口 旨みがある コクがある ¥1,512〜¥3,960 4 種
百々登勢 福光屋 純米 やや甘口 熟成 コクがある ¥5,200〜¥108,000 4 種
黒帯 福光屋 純米〜純米吟醸 辛口 旨みがある コクがある ¥1,375〜¥3,190 3 種
酒峰加越 加越 大吟醸 辛口 ¥4,400〜¥11,000 3 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸43 種¥3,300¥1,980¥3,300
大吟醸21 種¥5,238¥1,870¥3,999
純米吟醸34 種¥1,980¥1,408¥1,980
吟醸15 種¥2,576¥1,595¥1,694
特別純米7 種¥1,573¥1,144¥1,760
純米65 種¥1,640¥1,001¥1,650
本醸造7 種¥1,320¥1,100¥1,300
普通酒11 種¥1,045¥838¥1,133

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 234 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 山田錦(111) 五百万石(58) 美山錦(3) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
加賀鳶 純米大吟醸 千日囲い 錦絵ラベル 福光屋 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +4) 熟成 華やか ¥6,598 18
遊穂 純米 御祖酒造 純米 辛口(日本酒度 +5.1) コクがある 旨みがある ¥1,430 17
加賀ノ月 琥珀月 山廃純米吟醸 加越 純米吟醸 やや甘口(日本酒度 -3) 熟成 旨みがある ¥1,870 17
日榮 純米吟醸 中村屋 中村酒造 純米吟醸 中口(日本酒度 0) 華やか ¥1,925 17
菊姫 速醸仕込純米 菊姫 純米 熟成 旨みがある ¥1,925 17
加賀鳶 純米大吟醸46 百万石乃白 福光屋 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +7) フルーティ 華やか ¥2,475 17
萬歳楽 甚 -Jin- 小堀酒造店 純米 辛口(日本酒度 +4.5) 旨みがある ¥1,540 16
菊姫 吟醸あらばしり 菊姫 吟醸 コクがある フルーティ ¥2,074 16
神泉 純米大吟醸 東酒造 純米大吟醸 中口(日本酒度 +1) コクがある 旨みがある ¥2,640 16
加賀ノ月 百万石乃白 純米大吟醸 加越 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) フルーティ ¥2,750 16
宗玄 純米大吟醸 玄心 宗玄酒造 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +5) 旨みがある ¥3,740 16
萬歳楽 白山氷室 小堀酒造店 純米吟醸 辛口(日本酒度 +8) フルーティ すっきり ¥798 その他の容量 15
宗玄 見付島 宗玄酒造 普通酒 中口(日本酒度 0) すっきり ¥935 15
池月 純米酒 鳥屋酒造 純米 旨みがある ¥1,993 15
宗玄 純米吟醸 宗玄酒造 純米吟醸 旨みがある 華やか ¥2,365 15
手取川 純米大吟醸 瑞流 吉田酒造店 純米大吟醸 ¥3,300 15
酒峰加越 黒ノ滴 加越 大吟醸 辛口(日本酒度 +5.5) ¥5,500 15
宗玄 純米大吟醸 SAMURAI QUEEN 宗玄酒造 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) 華やか 旨みがある ¥6,600 15
萬歳楽 璃 -Shizuku- 小堀酒造店 純米吟醸 辛口(日本酒度 +8) 華やか フルーティ ¥1,809 14
菊姫 東籬 純米吟醸 菊姫 純米吟醸 やや甘口(日本酒度 -2) フルーティ 華やか ¥2,750 14

市区町村

金沢市

蔵元 3

小松市

蔵元 3

珠洲市

蔵元 1

加賀市

蔵元 2

羽咋市

蔵元 1

白山市 GI白山

蔵元 4

中能登町

蔵元 1

能登町

蔵元 1

蔵元 16 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
菊姫Kikuhime 白山市 1570 年 26 ¥838 1,416
福光屋Fukumitsuya 金沢市 1625 年 47 ¥1,001 972
車多酒造Shata Shuzo 白山市 1823 年 20 ¥1,045 630
吉田酒造店Yoshida Shuzoten 白山市 1870 年 19 ¥1,595 452
鹿野酒造Kano Shuzo 加賀市 1819 年 18 ¥1,100 433
小堀酒造店Kobori Shuzoten 白山市 1716 年 15 ¥1,439 212
宗玄酒造Sogen Shuzo 珠洲市 1768 年 17 ¥935 194
加越Kaetsu 小松市 1865 年 14 ¥1,320 174
中村酒造Nakamura Shuzo 金沢市 — 15 ¥1,320 124
農口尚彦研究所Noguchi Naohiko Institute 小松市 2017 年 8 ¥1,980 123
東酒造Azuma Shuzo 小松市 1860 年 9 ¥1,320 77
御祖酒造Mioya Brewery 羽咋市 1921 年 6 ¥1,430 55
鳥屋酒造Toriya Shuzo 中能登町 1919 年 7 ¥1,993 53
やちや酒造Yachiya Shuzo 金沢市 1583 年 4 ¥1,512 30
松浦酒造Matsuura Shuzo 加賀市 1772 年 7 ¥1,925 20
数馬酒造Kazuma Shuzo 能登町 1869 年 2 ¥1,870 9

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

石川県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、菊姫(菊姫)、加賀鳶(福光屋)、天狗舞(車多酒造)、手取川(吉田酒造店)、常きげん(鹿野酒造)。石川県の銘柄は全部で 30 銘柄、在庫のある商品は 234 種です。
石川県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 181 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 52%(全国 41%)で、全国より多めです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 75%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 8 番目に高い県です。
石川県の日本酒の味わいの特徴は?
全国と比べていちばん多い味わいの印は「旨みがある」で、在庫の商品の 48%(全国 37%)に付いています。
石川県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、菊姫 姫 ¥838、宗玄 剣山 ¥935、宗玄 見付島 ¥935です。
石川県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥3,300(43 種)、大吟醸 ¥5,238(21 種)、純米吟醸 ¥1,980(34 種)、吟醸 ¥2,576(15 種)、特別純米 ¥1,573(7 種)、純米 ¥1,640(65 種)、本醸造 ¥1,320(7 種)、普通酒 ¥1,045(11 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
石川県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 16 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 菊姫(1570 年)。
石川県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 181 種で多いのは、山田錦(111 種)、五百万石(58 種)、美山錦(3 種)です。

水と米

石川県は日本海に面した北陸の地で、霊峰白山を水源とする手取川をはじめ、山々から湧き出る雪解け水が仕込み水として使われている。この水質は弱軟水で、まろやかな口当たりを生み、米の甘みや旨みをゆっくりと引き出す。酒米には石川県が独自に育成した「石川門」と、より新しい「百万石乃白」があり、いずれも高精白に耐えるため大吟醸酒に適している。ことに百万石乃白はタンパク質含量が少なく、雑味の少ないすっきりとした酒質をもたらす。醸造の担い手として知られるのが能登杜氏で、日本四大杜氏の一つに数えられ、珠洲市や能登町を発祥とする職人集団である。乳酸菌の力を借りて酒母を仕込む山廃仕込みを得意とし、手間をかけて酸味と奥行きのある旨みを引き出してきた。同じ北陸でもすっきりとした淡麗辛口で知られる新潟の酒に対し、石川の酒は白山の水と能登杜氏の技が重なり、どっしりとしたコクを持つ酒質へと育っていった。

酒質の傾向

石川の酒は、能登流の酒質を表す「濃くて華やか」という言葉どおり、どっしりとした旨みとコクが際立つのが持ち味である。山廃仕込みによる独特の酸味と、米から引き出された奥行きのある甘みが折り重なり、燗にするといっそう旨みが立ってくる。白山市鶴来に蔵を構える菊姫は、この濃醇な酒質を今に伝える代表格で、金沢の福光屋とともに石川の酒造りを支えてきた。かにやのどぐろといった魚介料理、能登のいしる鍋のような郷土料理と合わせれば、酒の持つコクが料理の旨みと響き合う。冷やよりもぬる燗でゆっくり味わう飲み方が、石川の酒には似合う。

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石川の酒造りの歴史は室町時代後期にさかのぼり、白山の伏流水で仕込まれた「加賀の菊酒」が京へ運ばれ、豊臣秀吉が醍醐の花見のために取り寄せたという逸話も伝わる。江戸時代には前田家の加賀藩がこの菊酒を保護酒と位置づけ、御用商人や幕府の使者にも重用されたことで、金沢の食文化とともに酒質が磨かれていった。菊酒の発祥地とされる白山市鶴来では、白山酒造組合が2005年に清酒の地理的表示「白山」を国内で初めて取得し、「白山菊酒」のブランドのもとで酒造りが続けられている。2024年1月の能登半島地震では能登の蔵元が深刻な被害を受けたが、県内の蔵元が力を合わせて復旧に取り組み、同年にはユネスコ無形文化遺産に「日本の伝統的酒造り」が登録され、石川の酒文化はあらためて世界に向けて発信されることとなった。