広島県 都道府県

都道府県

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 26 軒
銘柄 44 銘柄
在庫の商品 245 種
ショップの出品 4,625 件
最安値(720ml) ¥850
最安値の中央値 ¥1,815
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

広島県は、明治時代に酒造りへ不向きとされていた軟水を、三浦仙三郎が独自の醸造法で使いこなし、吟醸造りの礎を築いた産地です。中国山地の花崗岩からしみ出す軟水と、八反錦・千本錦など独自の酒造好適米が、なめらかな旨味の酒を生み出しています。

広島県の酒は全国と比べて味わいの印の割合は全国に近く、辛口は多め(50%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
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四国 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

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甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で広島県は辛口の割合が 13 番目、すっきりが 24 番目、華やかが 22 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは山梨県・富山県。県ごとの図を並べて見る

辛口 50%すっきり 31%華やか 40%旨み 35%コク 31%
広島県 全国(目盛りは 25% ごと)
印広島県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)50%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)23%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)19%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)2%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)6%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+2.6+2.8+1.5+2.1
すっきり31%47%35%34%
華やか・フルーティ40%35%50%41%
コクがある31%28%19%26%
旨みがある35%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 185 種、味わい 179 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

広島県の日本酒の銘柄 44 銘柄(在庫の商品 245 種) · 在庫の多い 20 銘柄を表示

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
千福 三宅本店 普通酒〜純米大吟醸 辛口 フルーティ 華やか ¥1,110〜¥87,257 23 種
雨後の月 相原酒造 純米〜純米大吟醸 辛口 フルーティ 華やか ¥1,584〜¥43,780 21 種
華鳩 榎酒造 純米〜純米大吟醸 中口 旨みがある 熟成 ¥1,400〜¥4,675 18 種
醉心 酔心山根本店 普通酒〜純米大吟醸 やや辛口 華やか コクがある ¥1,197〜¥12,606 17 種
賀茂鶴 賀茂鶴酒造 普通酒〜純米大吟醸 やや辛口 コクがある 旨みがある ¥850〜¥6,040 16 種
誠鏡 中尾醸造 本醸造〜大吟醸 辛口 旨みがある コクがある ¥1,150〜¥2,420 16 種
賀茂泉 賀茂泉酒造 普通酒〜純米大吟醸 中口 旨みがある すっきり ¥1,298〜¥6,050 12 種
亀齢 亀齢酒造 普通酒〜大吟醸 辛口 すっきり コクがある ¥1,320〜¥6,600 11 種
賀茂金秀 金光酒造 純米〜純米大吟醸 中口 旨みがある フルーティ ¥1,870〜¥6,930 11 種
幻 中尾醸造 吟醸〜純米大吟醸 辛口 フルーティ コクがある ¥1,504〜¥8,360 8 種
天寶一 天寶一 純米〜大吟醸 辛口 旨みがある すっきり ¥1,265〜¥3,520 8 種
龍勢 藤井酒造 純米〜純米大吟醸 辛口 すっきり 旨みがある ¥1,295〜¥3,168 7 種
本州一 梅田酒造場 本醸造〜純米大吟醸 やや辛口 フルーティ 華やか ¥1,280〜¥4,200 7 種
白牡丹 白牡丹酒造 普通酒〜大吟醸 甘口 コクがある すっきり ¥1,036〜¥3,300 6 種
美和桜 美和桜酒造 本醸造〜純米大吟醸 辛口 コクがある 旨みがある ¥1,280〜¥3,300 6 種
宝剣 宝剣酒造 純米〜純米吟醸 辛口 旨みがある すっきり ¥1,540〜¥2,530 6 種
神雷 三輪酒造 純米〜純米吟醸 辛口 すっきり 旨みがある ¥1,700〜¥2,090 6 種
富久長 今田酒造本店 純米〜純米吟醸 やや辛口 旨みがある フルーティ ¥1,925〜¥2,200 5 種
瑞冠 山岡酒造 純米〜純米吟醸 辛口 すっきり 旨みがある ¥1,540〜¥1,925 5 種
花酔 花酔酒造 純米〜純米大吟醸 辛口 熟成 ¥1,650〜¥3,190 5 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸29 種¥3,190¥1,722¥3,300
大吟醸19 種¥3,850¥2,238¥3,999
純米吟醸47 種¥1,980¥1,239¥1,980
吟醸3 種¥1,487¥1,485¥1,694
特別純米14 種¥1,760¥1,295¥1,760
純米57 種¥1,584¥1,036¥1,650
特別本醸造4 種¥1,325¥1,150¥1,389
本醸造8 種¥1,210¥850¥1,300
普通酒8 種¥1,183¥980¥1,133

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 245 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 八反錦(53) 山田錦(52) 雄町(19) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
醉心 純米吟醸 杜氏入魂 八反35号 酔心山根本店 純米吟醸 辛口(日本酒度 +4) 華やか 旨みがある ¥12,606 26
生もと華鳩 純米 榎酒造 純米 やや辛口(日本酒度 +3) 旨みがある ¥3,080 1800ml 25
醉心 本醸造 名誉醉心 純金入 酔心山根本店 本醸造 辛口(日本酒度 +4) 華やか すっきり ¥3,960 1800ml 25
賀茂泉 緑泉 賀茂泉酒造 普通酒 中口(日本酒度 +0.5) 旨みがある すっきり ¥1,738 1800ml 24
賀茂金秀 特別純米13 金光酒造 特別純米 フルーティ ¥1,925 24
雨後の月 純米大吟醸 白鶴錦 相原酒造 純米大吟醸 中口(日本酒度 +0.5) 華やか ¥2,090 24
誠鏡 超辛口 中尾醸造 特別本醸造 辛口(商品名の表記・日本酒度 +8) コクがある すっきり ¥1,150 23
醉心 究極の五段仕込み 酔心山根本店 辛口(日本酒度 +5) コクがある ¥1,490 23
雨後の月 純米吟醸 相原酒造 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) フルーティ 華やか ¥1,584 23
賀茂金秀 純米吟醸 愛山 金光酒造 純米吟醸 中口(日本酒度 +1) ¥2,420 22
西條鶴 純米大吟醸原酒 神髄 西條鶴醸造 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +5) フルーティ ¥6,600 22
龍勢 夜の帝王 特別純米 藤井酒造 特別純米 辛口(日本酒度 +6) 旨みがある ¥1,295 21
誠鏡 純米超辛口 中尾醸造 純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +8) 旨みがある コクがある ¥1,364 21
賀茂金秀 純米吟醸 雄町 金光酒造 純米吟醸 辛口(日本酒度 +3.5) コクがある フルーティ ¥2,200 21
雨後の月 大吟醸 真粋 相原酒造 大吟醸 辛口(日本酒度 +3.5) フルーティ 華やか ¥6,600 21
千の福 味わいの純米吟醸 三宅本店 純米吟醸 フルーティ ¥1,289 20
醉心 純米酒 濃醇辛口 酔心山根本店 純米 辛口(商品名の表記) コクがある 旨みがある ¥1,385 20
雨後の月 特別純米 超辛口 相原酒造 特別純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +12.5) コクがある 旨みがある ¥1,650 20
賀茂泉 朱泉 賀茂泉酒造 普通酒 中口(日本酒度 +1) 旨みがある すっきり ¥1,815 20
賀茂鶴 大吟醸 吉祥 賀茂鶴酒造 大吟醸 辛口(日本酒度 +3.5) フルーティ 華やか ¥11,640 20

市区町村

広島市安芸区

蔵元 1

広島市佐伯区

蔵元 1

呉市

蔵元 5

竹原市

蔵元 3

三原市

蔵元 1

三次市

蔵元 2

庄原市

蔵元 1

東広島市

蔵元 8

廿日市市

蔵元 1

神石高原町

蔵元 1

福山市

蔵元 1

江田島市

蔵元 1

蔵元 26 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
三輪酒造Miwa Shuzo 神石高原町 1716 年 6 ¥1,700 29
盛川酒造Morikawa Shuzo 呉市 1887 年 3 ¥1,815 17
サクラオブルワリーアンドディスティラリーSakurao Brewery and Distillery 廿日市市 1918 年 2 — 15
八幡川酒造Yahatagawa Shuzo 広島市佐伯区 1824 年 1 ¥1,617 6
江田島銘醸Etajima Meijo 江田島市 1907 年 1 — 5
柄酒造Tsuka Shuzo 東広島市 1848 年 1 ¥2,200 2

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

広島県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、千福(三宅本店)、雨後の月(相原酒造)、華鳩(榎酒造)、醉心(酔心山根本店)、賀茂鶴(賀茂鶴酒造)。広島県の銘柄は全部で 44 銘柄、在庫のある商品は 245 種です。
広島県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 185 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 50%(全国 41%)で、全国より多めです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 73%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 13 番目に高い県です。
広島県の日本酒の味わいの特徴は?
味わいの印(すっきり・華やか・旨み・コク)の割合は、どれも全国との差が 5 ポイント未満で、全国に近い傾向です。
広島県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、賀茂鶴 本醸造 辛口 ¥850、賀茂鶴 本醸造からくち ¥950、賀茂鶴 本醸造 上等酒 ¥968です。
広島県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥3,190(29 種)、大吟醸 ¥3,850(19 種)、純米吟醸 ¥1,980(47 種)、吟醸 ¥1,487(3 種)、特別純米 ¥1,760(14 種)、純米 ¥1,584(57 種)、特別本醸造 ¥1,325(4 種)、本醸造 ¥1,210(8 種)、普通酒 ¥1,183(8 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
広島県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 26 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 白牡丹酒造(1675 年)。
広島県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 149 種で多いのは、八反錦(53 種)、山田錦(52 種)、雄町(19 種)です。

水と米

広島県は南に瀬戸内海、北に中国山地を望み、県内でも温暖な沿岸部と豪雪地帯の山間部とで気候の差が大きい土地です。仕込み水は中国山地の花崗岩地帯からしみ出す水が中心で、そのまま飲んでもおいしいといわれる軟水が広島の酒の母体になっています。酒造好適米は「雄町系」「八反系」「山田錦系」の3系統6品種が栽培され、香り高く淡麗な味わいの「八反錦」、濃醇な「広島雄町」、吟醸香とふくよかさを持つ「こいおまち」など、県独自の改良品種が育てられてきました。東広島市・三次市・安芸高田市・庄原市などの酒米生産団地は標高200〜400mの中山間部にあり、稲が熟す時期の寒暖差が酒米づくりに適しています。ミネラル分の少ない軟水は発酵が穏やかに進むため、じっくりと時間をかけた仕込みが求められ、その分やわらかで雑味の少ない酒質につながっています。

酒質の傾向

広島の酒は、軟水仕込みならではのなめらかな口あたりとふくよかな旨味が持ち味です。明治時代、酒造りに不向きとされた軟水を三浦仙三郎が「軟水醸造法」で克服し、1907年の第1回全国清酒品評会で高い評価を受けたことから、広島は吟醸造りの発祥地のひとつに数えられます。賀茂鶴酒造や賀茂泉酒造、相原酒造、中尾醸造など東広島市西条を中心とした蔵元が、この技を今に受け継いでいます。やわらかな口あたりは瀬戸内の海の幸との相性が良く、ぬる燗でゆっくり試すのもおすすめです。

詳細

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「軟水醸造法」を確立したのは、明治30年(1897年)、安芸津町(現東広島市)の酒造家・三浦仙三郎です。当時、灘の「宮水」のような硬水がミネラル分の多さから発酵に向くとされ、ミネラル分の少ない軟水は酒造りに不向きと考えられていました。三浦仙三郎は腐造や火落ちに苦しみながら研究を重ね、麹をしっかりと育て、低温でじっくり仕込み、温度や衛生を徹底管理する醸造法を確立し、軟水でも安定して良質な酒を造れることを示しました。この技術は明治40年(1907年)の第1回全国清酒品評会での好成績によって全国に知れ渡り、軟水地域の酒蔵に大きな刺激を与えました。三浦仙三郎の技を受け継いだ杜氏集団は「三津杜氏」と呼ばれ、後に「広島杜氏」として各地の醸造地で活躍しています。現在も広島県酒造組合と広島県立食品工業技術センターは酵母の研究を続け、「広島もみじ酵母」を単独使用した市販酒に品質保証の審査制度を設けるなど、なめらかでフルーティーな酒質の維持に取り組んでいます。