福岡県 都道府県 GI

都道府県 GI

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 15 軒
銘柄 22 銘柄
在庫の商品 72 種
ショップの出品 603 件
最安値(720ml) ¥1,046
最安値の中央値 ¥1,980
GI GI福岡(2025 年指定)
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

福岡県は2025年10月1日、清酒の地理的表示(GI)「福岡」に指定されました。筑後川や遠賀川など清冽な軟水と、乾燥した冬の気候が生む力強い麹が、馥郁たる香りと旨味に富む酒質を育んでいます。

福岡県の酒は全国と比べて華やかが多く(55%、全国 41%)、辛口は全国並み(45%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
県をクリックすると、その県の蔵元と在庫のある商品へ。地方名をクリックすると地方のページへ。境界データは国土数値情報(国土交通省)由来の簡略版。
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中国 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

四国 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

九州・沖縄 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で福岡県は辛口の割合が 16 番目、すっきりが 29 番目、華やかが 5 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは山口県・静岡県。県ごとの図を並べて見る

辛口 45%すっきり 28%華やか 55%旨み 18%コク 33%
福岡県 全国(目盛りは 25% ごと)
印福岡県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)45%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)32%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)19%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)2%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)2%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+4.0+2.8+1.5+2.1
すっきり28%47%35%34%
華やか・フルーティ55%35%50%41%
コクがある33%28%19%26%
旨みがある18%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 53 種、味わい 40 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

福岡県の日本酒の銘柄 22 銘柄(在庫の商品 72 種) · 在庫の多い 20 銘柄を表示

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
庭のうぐいす 山口酒造場 本醸造〜純米大吟醸 中口 フルーティ にごり・発泡 ¥1,430〜¥5,500 17 種
繁桝 高橋商店 本醸造〜純米大吟醸 中口 コクがある 華やか ¥1,210〜¥5,500 9 種
喜多屋 喜多屋 純米吟醸〜純米大吟醸 辛口 フルーティ コクがある ¥1,375〜¥5,500 8 種
寒北斗 寒北斗酒造 普通酒〜純米大吟醸 辛口 すっきり ¥1,300〜¥5,500 5 種
蒼田 喜多屋 本醸造〜純米大吟醸 やや辛口 フルーティ 華やか ¥1,046〜¥2,750 4 種
独楽蔵 杜の蔵 純米〜純米吟醸 辛口 熟成 旨みがある ¥1,540〜¥2,200 4 種
三井の寿 みいの寿 純米吟醸 辛口 旨みがある ¥1,733〜¥1,804 3 種
旭菊 旭菊酒造 純米〜純米吟醸 辛口 ¥1,430〜¥2,530 3 種
田中六五 白糸酒造 純米 旨みがある ¥2,148〜¥3,080 3 種
黒兜 池亀酒造 純米吟醸 やや辛口 フルーティ コクがある ¥1,650〜¥1,980 2 種
天心 溝上酒造 純米〜純米大吟醸 やや辛口 コクがある すっきり ¥2,000〜¥3,700 2 種
山の壽 山の壽酒造 純米 辛口 すっきり ¥1,496 2 種
若竹屋 若竹屋酒造場 純米 — — 1 種
鶯印のどぶろく 山口酒造場 — 辛口 すっきり ¥1,650 1 種
萬代 小林酒造本店 純米 旨みがある すっきり — 1 種
杜の蔵 杜の蔵 純米吟醸 やや辛口 華やか コクがある ¥1,650 1 種
美田 みいの寿 純米 辛口 ¥1,733 1 種
吟の瞳 喜多屋 大吟醸 辛口 フルーティ 華やか ¥1,498 1 種
比良松 篠崎 純米大吟醸 華やか フルーティ ¥3,600 1 種
寒山水 喜多屋 純米大吟醸 やや辛口 フルーティ 華やか ¥3,280 1 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸14 種¥3,000¥1,683¥3,300
大吟醸6 種¥4,279¥1,498¥3,999
純米吟醸16 種¥1,798¥1,375¥1,980
特別純米6 種¥1,815¥1,332¥1,760
純米12 種¥1,733¥1,300¥1,650
本醸造3 種¥1,210¥1,046¥1,300

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 72 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 山田錦(40) 雄町(3) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
喜多屋 純米大吟醸 八峰 喜多屋 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) フルーティ すっきり ¥1,683 6
三井の寿 純米吟醸 夏純吟 Cicala みいの寿 純米吟醸 中口(日本酒度 +1) ¥1,733 6
庭のうぐいす 純米吟醸 いなびかり 山口酒造場 純米吟醸 甘口(日本酒度 -9) ¥1,980 6
喜多屋 蒼田 純米大吟醸 喜多屋 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +2.5) フルーティ 華やか ¥2,750 6
純米大吟醸 寒山水 45%磨き 喜多屋 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) フルーティ 華やか ¥3,280 6
天心 純米大吟醸 清夜の吟 溝上酒造 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり ¥3,700 6
繁桝 手造り 本醸造 高橋商店 本醸造 やや辛口(日本酒度 +3) すっきり ¥1,210 5
庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ 山口酒造場 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) ¥1,760 5
喜多屋 純米吟醸 寒山水 55%磨き 喜多屋 純米吟醸 すっきり ¥1,798 5
寒北斗 純米大吟醸45 寒北斗酒造 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +4) ¥3,000 5
庭のうぐいす 純米大吟醸 くろうぐ 山口酒造場 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +5) ¥3,025 5
田中六五 6513 白糸酒造 純米 ¥3,080 5
庭のうぐいす 純米吟醸 うすにごり 山口酒造場 純米吟醸 にごり・発泡 フルーティ ¥3,696 1800ml 5
庭のうぐいす 北嶋山田錦80 山口酒造場 純米 ¥1,683 4
蜻蛉 特別純米酒 若波酒造 特別純米 ¥1,980 4
池亀 純米大吟醸 無濾過無加水 池亀酒造 純米大吟醸 フルーティ 華やか ¥2,420 4
独楽蔵 燗純米 杜の蔵 純米 辛口(日本酒度 +5) ¥2,860 1800ml 4
繁桝 超辛口特別本醸造 高橋商店 特別本醸造 辛口(商品名の表記・日本酒度 +12) ¥2,948 1800ml 4
旭菊 綾花 特別純米 旭菊酒造 特別純米 辛口(日本酒度 +4.5) ¥3,520 1800ml 4
庭のうぐいす 純米大吟醸 はなびえ 山口酒造場 純米大吟醸 中口(日本酒度 0) フルーティ ¥2,725 3

市区町村

北九州市八幡東区

蔵元 1

久留米市

蔵元 6

八女市

蔵元 2

大川市

蔵元 1

嘉麻市

蔵元 1

朝倉市

蔵元 1

糸島市

蔵元 1

宇美町

蔵元 1

大刀洗町

蔵元 1

蔵元 15 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
山口酒造場Yamaguchi Shuzojo 久留米市 1832 年 18 ¥1,430 146
喜多屋Kitaya 八女市 1820 年 14 ¥1,046 121
高橋商店Takahashi Shoten 八女市 1717 年 9 ¥1,210 106
みいの寿Miino Kotobuki 大刀洗町 1922 年 4 ¥1,733 49
杜の蔵Morinokura 久留米市 1898 年 5 ¥1,540 38
寒北斗酒造Kanhokuto Shuzo 嘉麻市 1729 年 5 ¥1,300 30
池亀酒造Ikekame Shuzo 久留米市 1875 年 3 ¥1,650 25
若竹屋酒造場Wakatakeya Shuzojo 久留米市 1699 年 1 — 24
旭菊酒造Asahikiku Shuzo 久留米市 1900 年 3 ¥1,430 22
溝上酒造Mizokami Shuzo 北九州市八幡東区 1844 年 2 ¥2,000 14
白糸酒造Shiraito Shuzo 糸島市 1855 年 3 ¥2,148 13
小林酒造本店Kobayashi Shuzo Honten 宇美町 1792 年 1 — 13
篠崎Shinozaki 朝倉市 — 1 ¥3,600 7
山の壽酒造Yamanokotobuki Shuzo 久留米市 1818 年 2 ¥1,496 7
若波酒造Wakanami Shuzo 大川市 1922 年 1 ¥1,980 4

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

福岡県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、庭のうぐいす(山口酒造場)、繁桝(高橋商店)、喜多屋(喜多屋)、寒北斗(寒北斗酒造)、蒼田(喜多屋)。福岡県の銘柄は全部で 22 銘柄、在庫のある商品は 72 種です。
福岡県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 53 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 45%(全国 41%)で、全国よりほぼ同じです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 77%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 16 番目に高い県です。
福岡県の日本酒の味わいの特徴は?
全国と比べていちばん多い味わいの印は「華やか・フルーティ」で、在庫の商品の 55%(全国 41%)に付いています。
福岡県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、喜多屋 蒼田 本醸造酒 ¥1,046、繁桝 手造り 本醸造 ¥1,210、寒北斗 純米 超辛口 ¥1,300です。
福岡県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥3,000(14 種)、大吟醸 ¥4,279(6 種)、純米吟醸 ¥1,798(16 種)、特別純米 ¥1,815(6 種)、純米 ¥1,733(12 種)、本醸造 ¥1,210(3 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
福岡県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 15 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 若竹屋酒造場(1699 年)。
福岡県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 42 種で多いのは、山田錦(40 種)、雄町(3 種)です。
福岡県の日本酒に地理的表示(GI)はある?
あります。「GI福岡」(2025 年指定)で、国税庁が指定した清酒の地理的表示です。

水と米

福岡県は、有明海に注ぐ九州一の大河・筑後川や矢部川、響灘に注ぐ遠賀川など一級河川を擁し、筑紫山地など標高の高い山々を水源とする流れの速い水は、少量のミネラルを含む軟水・中軟水です。この水質は発酵速度を緩やかにし、じっくりとした醸造を可能にします。また、日本海に面する福岡は冬場の気温が低い一方で降雪は少なく、空気が乾燥しています。この乾燥した気候のもとでは、麹菌が酒米中心の心白まで入り込みやすく、米をよく溶かす力強い麹ができます。明治期には酒造家・小林作五郎が、軟水に適した醸造法として、麹を丁寧に育てて米を溶かしたうえで酵母を育成し、低温でゆっくりと発酵させる技法を確立しました。この技術は福岡県酒造組合を通じて広まり、軟水と乾燥した気候から生まれる米の自然な甘味と旨味を引き出す、馥郁たる香りを持つ酒質を形づくってきました。

酒質の傾向

福岡の清酒は総じて馥郁たる香りを持ち、旨味に富みながら余韻はきれいに消えていくのが持ち味です。甘辛く旨味の多い福岡の料理に寄り添うように育まれてきたため、料理の味を邪魔せず、食と一体となって味わいを形づくります。吟醸酒から普通酒まで幅広い酒質が造られており、山口酒造場や喜多屋といった蔵元がこうした酒質を受け継いでいます。ゴマサバや明太子、もつ鍋、筑前煮といった郷土料理とともに楽しむのに向いています。

詳細

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地理的表示「福岡」は、令和7年(2025年)10月1日に指定されました。生産基準では、米・米こうじに国内産米のみを用い、仕込み水も福岡県内で採水したものに限られます。製造・貯蔵、消費者向け容器への充填もすべて福岡県内で行うことが条件で、福岡県酒造組合内に置かれた「GI福岡管理委員会」が基準への適合を確認しています。

福岡の酒造りは平安時代から鎌倉時代にかけて諸国名産酒の産地として知られ、元禄3年(1690年)には筑前に613軒もの造り酒屋があったとされ、儒学者・貝原益軒からも高く評価されました。文化・文政期(1804〜1829年)には九州最古の杜氏集団とされる「三潴杜氏」「芥屋杜氏」が形成されています。明治22年(1889年)には酒造家・小林作五郎が福岡県酒造組合を結成し、灘・伊丹・半田の技術を取り入れつつ軟水に適した醸造法を確立、1890年代から1950年代までの約60年間、福岡は兵庫に次ぐ酒の生産量を誇りました。2012年からは「福岡県酒類鑑評会」で市販酒の評価が行われ、蔵元同士が技術を競い合っています。