岩手県 都道府県 GI

都道府県 GI

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 16 軒
銘柄 20 銘柄
在庫の商品 112 種
ショップの出品 1,158 件
最安値(720ml) ¥999
最安値の中央値 ¥2,090
GI GI岩手(2023 年指定)
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

岩手県は、2023年9月に県全域が清酒の地理的表示(GI)「岩手」に指定された産地です。名水と、日本最大の杜氏集団「南部杜氏」の技術に支えられ、口当たり柔らかで米由来の芳醇な旨味を持つ酒が醸されます。

岩手県の酒は全国と比べてすっきり(淡麗)が多く(42%、全国 34%)、辛口は少なめ(30%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
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甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で岩手県は辛口の割合が 35 番目、すっきりが 4 番目、華やかが 17 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは宮城県・山形県。県ごとの図を並べて見る

辛口 30%すっきり 42%華やか 45%旨み 30%コク 20%
岩手県 全国(目盛りは 25% ごと)
印岩手県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)30%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)22%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)24%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)13%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)11%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+0.8+2.8+1.5+2.1
すっきり42%47%35%34%
華やか・フルーティ45%35%50%41%
コクがある20%28%19%26%
旨みがある30%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 76 種、味わい 69 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

岩手県の日本酒の銘柄 20 銘柄(在庫の商品 112 種)

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
あさ開 あさ開 普通酒〜純米大吟醸 辛口 すっきり 旨みがある ¥999〜¥6,600 28 種
南部美人 南部美人 本醸造〜純米大吟醸 辛口 コクがある フルーティ ¥1,650〜¥5,990 23 種
AKABU 赤武酒造 純米〜純米大吟醸 やや辛口 フルーティ 華やか ¥1,760〜¥9,790 11 種
酔仙 酔仙酒造 本醸造〜純米大吟醸 やや辛口 コクがある 旨みがある ¥1,209〜¥5,500 8 種
七福神 菊の司酒造 普通酒〜純米大吟醸 辛口 コクがある すっきり ¥1,372〜¥6,265 7 種
紫宙 紫波酒造店 純米吟醸〜純米大吟醸 やや甘口 フルーティ すっきり ¥1,980〜¥2,500 5 種
奥六 岩手銘醸 特別純米〜純米吟醸 旨みがある フルーティ ¥1,599〜¥2,475 4 種
福来 福来 普通酒 中口 — 3 種
虹水 菊の司酒造 純米〜純米大吟醸 やや辛口 すっきり 華やか ¥1,430〜¥1,870 3 種
浜千鳥 浜千鳥 純米〜大吟醸 中口 旨みがある フルーティ ¥1,672〜¥3,762 3 種
innocent 菊の司酒造 純米〜純米大吟醸 華やか フルーティ ¥1,870〜¥3,300 3 種
月の輪 月の輪酒造店 純米〜特別純米 辛口 すっきり 旨みがある ¥1,320 2 種
酔右衛門 川村酒造店 純米〜特別純米 — ¥1,980 2 種
龍泉八重桜 泉金酒造 特別本醸造〜大吟醸 辛口 すっきり 華やか ¥1,644〜¥6,050 2 種
菊の司 菊の司酒造 純米吟醸〜純米大吟醸 やや甘口 フルーティ ¥2,120〜¥4,660 2 種
喜久盛 喜久盛酒造 純米 甘口 ¥2,200 2 種
南部関 川村酒造店 純米 辛口 コクがある すっきり — 1 種
あづまみね 吾妻嶺酒造店 純米 中口 ¥1,760 1 種
layer 平六醸造 — フルーティ ¥2,200 1 種
桜顔 桜顔酒造 純米吟醸 やや辛口 ¥1,892 1 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸18 種¥3,300¥1,815¥3,300
大吟醸4 種¥3,762¥3,300¥3,999
純米吟醸21 種¥2,090¥1,650¥1,980
特別純米9 種¥1,980¥1,599¥1,760
純米22 種¥1,760¥1,100¥1,650

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 112 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 山田錦(8) 美山錦(7) 雄町(3) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
紫宙 純米吟醸 チェリーラベル 紫波酒造店 純米吟醸 やや甘口(日本酒度 -1.5) 旨みがある すっきり ¥2,520 複数容量(選択) 4
AKABU SPARKLING GALAXY 赤武酒造 にごり・発泡 ¥4,400 750ml 4
南部美人 吟醸 結のしずく 南部美人 吟醸 中口(日本酒度 +1) すっきり ¥1,650 3
あさ開 純米吟醸大辛口 超水神 あさ開 純米吟醸 辛口(商品名の表記・日本酒度 +11) すっきり ¥1,947 3
紫宙 純米吟醸 なでしこラベル 紫波酒造店 純米吟醸 甘口(日本酒度 -5.5) ¥2,090 3
喜久盛 純米にごり酒 ビクトル投げからの膝十字固め 喜久盛酒造 純米 甘口(日本酒度 -5.5) ¥2,200 3
南部美人 純米酒 霞酒 南部美人 純米 やや甘口(日本酒度 -3) ¥2,200 3
南部美人 純米吟醸 プリンセスミチコ 南部美人 純米吟醸 フルーティ ¥2,500 3
あさ開 本醸造酒 昭和旭蔵 あさ開 本醸造 すっきり ¥2,518 1800ml 3
innocent 40 菊の司酒造 純米大吟醸 華やか ¥3,300 3
南部美人 純米大吟醸 結の香 南部美人 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +5) ¥3,950 3
あさ開 純米吟醸 旭扇 愛山 あさ開 純米吟醸 すっきり ¥4,400 3
あさ開 純米 生原酒 酔候 あさ開 純米 やや辛口(日本酒度 +2) ¥5,050 1800ml 3
あさ開 純米大吟醸 結の香仕込み あさ開 純米大吟醸 ¥5,500 3
あさ開 本醸造 岩手ブルー あさ開 本醸造 やや辛口(日本酒度 +3) ¥440 180ml 2
あさ開 本醸造 岩手グリーン あさ開 本醸造 やや辛口(日本酒度 +3) ¥440 180ml 2
あさ開 本醸造生貯蔵酒 あさ開 本醸造 辛口(日本酒度 +5) ¥528 300ml 2
あさ開 上撰 あさ開 普通酒 ¥2,442 1800ml 2
AKABU 純米吟醸 雄町 赤武酒造 純米吟醸 ¥2,860 2
AKABU 大吟醸 魂ノ大業 赤武酒造 大吟醸 ¥18,000 1800ml 2

市区町村

盛岡市

蔵元 3

花巻市

蔵元 1

北上市

蔵元 1

久慈市

蔵元 1

陸前高田市

蔵元 1

釜石市

蔵元 1

二戸市

蔵元 1

奥州市

蔵元 1

雫石町

蔵元 1

紫波町

蔵元 4

岩泉町

蔵元 1

蔵元 16 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
南部美人Nanbu Bijin 二戸市 1902 年 23 ¥1,650 426
あさ開Asabiraki 盛岡市 1871 年 28 ¥999 172
酔仙酒造Suisen Shuzo 陸前高田市 1944 年 8 ¥1,209 171
赤武酒造Akabu Shuzo 盛岡市 1896 年 11 ¥1,760 129
菊の司酒造Kikunotsukasa Shuzo 雫石町 1772 年 15 ¥1,372 91
川村酒造店Kawamura Shuzoten 花巻市 1922 年 3 ¥1,980 49
岩手銘醸Iwate Meijo 奥州市 1858 年 4 ¥1,599 28
福来Fukurai 久慈市 1907 年 3 — 27
紫波酒造店Shiwa Shuzoten 紫波町 1903 年 5 ¥1,980 26
月の輪酒造店Tsukinowa Shuzoten 紫波町 1886 年 2 ¥1,320 22
浜千鳥Hamachidori 釜石市 1923 年 3 ¥1,672 19
泉金酒造Senkin Shuzo 岩泉町 1854 年 2 ¥1,644 12
喜久盛酒造Kikuzakari Shuzo 北上市 1894 年 2 ¥2,200 7
吾妻嶺酒造店Azumamine Shuzoten 紫波町 1684 年 1 ¥1,760 6
平六醸造Hiraroku Brewing 紫波町 2024 年 1 ¥2,200 6
桜顔酒造Sakuragao Shuzo 盛岡市 1912 年 1 ¥1,892 4

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

岩手県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、あさ開(あさ開)、南部美人(南部美人)、AKABU(赤武酒造)、酔仙(酔仙酒造)、七福神(菊の司酒造)。岩手県の銘柄は全部で 20 銘柄、在庫のある商品は 112 種です。
岩手県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 76 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 30%(全国 41%)で、全国より少なめです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 53%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 35 番目に高い県です。
岩手県の日本酒の味わいの特徴は?
全国と比べていちばん多い味わいの印は「すっきり」で、在庫の商品の 42%(全国 34%)に付いています。
岩手県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、あさ開 蔵埠頭COLOR 本醸造 ¥999、あさ開 蔵埠頭COLOR 純米酒 ¥1,100、酔仙 純米酒 ¥1,209です。
岩手県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥3,300(18 種)、大吟醸 ¥3,762(4 種)、純米吟醸 ¥2,090(21 種)、特別純米 ¥1,980(9 種)、純米 ¥1,760(22 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
岩手県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 16 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 吾妻嶺酒造店(1684 年)。
岩手県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 46 種で多いのは、山田錦(8 種)、美山錦(7 種)、雄町(3 種)です。
岩手県の日本酒に地理的表示(GI)はある?
あります。「GI岩手」(2023 年指定)で、国税庁が指定した清酒の地理的表示です。

水と米

岩手県は東側に早池峰山や薬師岳を擁する北上高地、西側に県内で最も高い岩手山や八幡平、栗駒山を連ねる奥羽山脈が南北に広がり、これらの山々に降る雪や雨が全長249キロmの北上川を育みます。名水百選に選ばれた「龍泉洞地底湖の水」のように、県内各地に清らかで豊富な伏流水や地下水が湧き、古生代の地層が混じり合う土地柄から、酵母の増殖や麹の働きを促すカルシウムやマグネシウムを豊富に含みます。この水質は「吟ぎんが」「結の香」といった耐冷性の高い酒造好適米の栽培を支えてきました。冬は内陸部や山間部で氷点下20度以下まで冷え込む寒冷地で、雑菌が繁殖しにくく、低温で長期間の発酵が必要な吟醸造りに適した環境です。かつては厳しい寒さで米作りに不向きな土地でしたが、防風林の造成や栽培技術の向上によって、この地の風土に合った良質な酒米が育つようになりました。

酒質の傾向

岩手の酒は、口当たりが柔らかく米由来の旨味が穏やかに広がる酒質に、蔵元ごとの技術の違いが表れます。南部美人は2018年に特定名称酒の火入れ方式を氷点下5度での急冷貯蔵に統一し、山田錦や愛山、結の香など幅広い酒米を使い分けます。あさ開は名水・大慈清水の軟水を仕込み水に、兵庫県産山田錦と岩手県産の結の香・吟ぎんがを使い分けています。赤武酒造は県産米の吟ぎんがと岩手オリジナル酵母を中心に、フルーティーで甘みのある味わいを目指しています。菊の司酒造は岩手山の伏流水と雫石産の酒米を使い、無濾過のまま低温発酵させたキレのある酒質に仕上げています。郷土料理と合わせて、蔵ごとの個性を味わってみてください。

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地理的表示「岩手」は2023年9月25日に指定されました。生産基準では、米・米こうじは国内産米を用いるのが原則ですが、「オールいわて清酒」を名乗る場合は米・米こうじに加え麹菌・酵母も岩手県内由来のものに限られます。水は岩手県内で採水したものだけを用い、製造・貯蔵・容器への充填はいずれも岩手県内で行うことが条件で、地理的表示岩手管理機関(岩手県酒造協同組合内)が基準への適合を確認しています。

岩手の酒造りを支えてきたのが、日本最大規模の杜氏集団「南部杜氏」です。延宝6年(1678年)、近江出身の商人が志和(現在の紫波町)で酒造りを始めた際に上方から職人を招いたことが技術の礎となり、農閑期に他地域へ出稼ぎに出た農家の人々がその技術を各地に伝えました。東日本大震災からの復興に際しては、岩手県産の原料のみで醸した「オールいわて清酒」がブランド化され、県内独自の麹菌「黎明平泉」にも復興への願いが込められています。