奈良県 都道府県

都道府県

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 15 軒
銘柄 24 銘柄
在庫の商品 147 種
ショップの出品 1,917 件
最安値(720ml) ¥1,023
最安値の中央値 ¥1,870
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

奈良県は「日本清酒発祥の地」を掲げる産地です。中世の菩提山正暦寺では、三段仕込みや諸白造り、火入れなど現在の酒造りの基礎となる技術が確立され、桜井市の大神神社は古くから酒の神を祀る社として醸造家の信仰を集めてきました。

奈良県の酒は全国と比べてすっきり(淡麗)が多く(41%、全国 34%)、辛口は全国並み(41%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

日本酒の産地図。都道府県を地方ごとに色分けし、県をクリックすると産地ページへ 沖縄(位置と縮尺を変えてあります) 京都 佐賀 熊本 香川 愛知 栃木 山梨 滋賀 群馬 宮城 静岡 茨城 沖縄 山形 和歌山 長崎 秋田 岡山 福岡 岐阜 青森 大阪 長野 大分 三重 広島 北海道 兵庫 千葉 富山 東京 埼玉 山口 福島 石川 福井 愛媛 奈良 島根 岩手 鳥取 徳島 鹿児島 新潟 高知 宮崎 神奈川 北海道 東北 関東 甲信越 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・沖縄 200 km(沖縄の枠内は 100 km)
県をクリックすると、その県の蔵元と在庫のある商品へ。地方名をクリックすると地方のページへ。境界データは国土数値情報(国土交通省)由来の簡略版。
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甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

他の都道府県と比べると、印のそろう 41 都道府県の中で奈良県は辛口の割合が 20 番目、すっきりが 5 番目、華やかが 27 番目に高い(多い順)。5 つの印の割合がいちばん近いのは岐阜県・長野県。県ごとの図を並べて見る

辛口 41%すっきり 41%華やか 37%旨み 36%コク 20%
奈良県 全国(目盛りは 25% ごと)
印奈良県新潟県山形県全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)41%51%32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)17%23%24%26%
中口(-1.4〜+1.4)16%13%26%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)12%4%8%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)14%8%11%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+1.6+2.8+1.5+2.1
すっきり41%47%35%34%
華やか・フルーティ37%35%50%41%
コクがある20%28%19%26%
旨みがある36%37%34%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 81 種、味わい 108 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。

奈良県の日本酒の銘柄 24 銘柄(在庫の商品 147 種) · 在庫の多い 20 銘柄を表示

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
花巴 美吉野醸造 純米〜純米大吟醸 甘口 にごり・発泡 フルーティ ¥1,540〜¥4,400 27 種
春鹿 今西清兵衛商店 普通酒〜純米大吟醸 やや甘口 旨みがある すっきり ¥1,299〜¥6,600 23 種
長龍 長龍酒造 普通酒〜純米大吟醸 辛口 すっきり コクがある ¥1,090〜¥7,980 22 種
風の森 油長酒造 純米 やや辛口 フルーティ コクがある ¥1,630〜¥11,000 15 種
篠峯 千代酒造 純米〜純米大吟醸 辛口 すっきり フルーティ ¥1,430〜¥6,600 15 種
八咫烏 北岡本店 普通酒〜特別純米 辛口 すっきり 旨みがある ¥1,023〜¥1,489 6 種
貴仙寿 奈良豊澤酒造 本醸造〜純米吟醸 やや辛口 華やか すっきり ¥1,229〜¥1,380 4 種
梅乃宿 梅乃宿酒造 純米〜純米大吟醸 やや辛口 フルーティ すっきり ¥1,707〜¥55,000 4 種
睡龍 久保本家酒造 純米〜純米吟醸 辛口 熟成 旨みがある ¥1,413〜¥3,025 4 種
櫛羅 千代酒造 純米〜純米吟醸 辛口 旨みがある にごり・発泡 ¥1,650〜¥2,420 4 種
五神 五條酒造 本醸造〜純米吟醸 すっきり コクがある — 3 種
百楽門 葛城酒造 純米大吟醸 中口 旨みがある ¥1,760〜¥2,035 3 種
みむろ杉 今西酒造 純米大吟醸 旨みがある すっきり ¥3,300〜¥8,680 3 種
歓喜光 澤田酒造 純米〜純米吟醸 コクがある 旨みがある ¥1,650〜¥2,750 2 種
豊祝 奈良豊澤酒造 純米吟醸 すっきり ¥1,478 2 種
儀助 奈良豊澤酒造 純米吟醸 — ¥1,760〜¥1,815 2 種
吉野杉の樽酒 長龍酒造 普通酒 中口 コクがある ¥1,364 1 種
白滴 今西清兵衛商店 純米吟醸 やや甘口 旨みがある ¥1,441 1 種
S風の森 油長酒造 — フルーティ ¥2,750 1 種
初霞 久保本家酒造 純米 にごり・発泡 コクがある ¥1,485 1 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この県の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸16 種¥3,300¥1,925¥3,300
純米吟醸26 種¥1,870¥1,380¥1,980
純米50 種¥1,793¥1,090¥1,650

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 147 種 · 条件で絞り込む

この県の日本酒を絞る 辛口 すっきり辛口 華やか・フルーティ 2,000 円まで・1 本売り 純米大吟醸 山田錦(35) 雄町(15) 五百万石(10) 酒米の違い
商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
五神 純米吟醸 五條酒造 純米吟醸 すっきり ¥4,180 1800ml 5
梅乃宿 純米大吟醸 山田錦 梅乃宿酒造 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) フルーティ 華やか ¥55,000 5
豊祝 奈良物語 純米吟醸 300ml 奈良豊澤酒造 純米吟醸 ¥700 300ml 4
長龍 純米酒 大和秋津穂 長龍酒造 純米 コクがある すっきり ¥1,090 4
春鹿 純米 春麗 今西清兵衛商店 純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +3) 旨みがある すっきり ¥1,375 4
裏百楽門 完熟赤ラベル 原酒 葛城酒造 中口(日本酒度 -1) ¥1,760 4
篠峯 生もと純米 山田錦 千代酒造 純米 辛口(日本酒度 +7) すっきり ¥1,760 4
百楽門 純米大吟醸 備前雄町 葛城酒造 純米大吟醸 辛口(日本酒度 +5) 旨みがある ¥1,925 4
篠峯 ろくまる 雄町 晩秋旨酒 千代酒造 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +3) フルーティ 華やか ¥1,980 4
花巴 水酛火入 美吉野醸造 純米 ¥1,980 4
花巴 Nature×Nature SAKE 美吉野醸造 ¥1,980 500ml 4
花巴 水もと SODA POP 活性にごり生酒 美吉野醸造 純米 にごり・発泡 ¥1,980 4
花巴 水もと にごり生酒 美吉野醸造 にごり・発泡 ¥1,980 4
花巴 水もと純米 直汲みにごり無濾過生原酒 美吉野醸造 純米 にごり・発泡 ¥1,980 4
風の森 ALPHA9 風と火との縁 油長酒造 純米 ¥2,090 500ml 4
長龍 純米吟醸 天下統一 長龍酒造 純米吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) 華やか コクがある ¥2,157 4
貴仙寿 本醸造 旨口 奈良豊澤酒造 本醸造 中口(日本酒度 -1) ¥2,320 1800ml 4
櫛羅 純米吟醸 生 千代酒造 純米吟醸 辛口(日本酒度 +5) 旨みがある すっきり ¥2,420 4
長龍 純米原酒 蒼穂 長龍酒造 純米 甘口(日本酒度 -7) すっきり ¥8,880 複数本セット 4
長龍 爽爽 スパークリング 長龍酒造 にごり・発泡 旨みがある ¥9,370 複数本セット 4

市区町村

奈良市

蔵元 3

桜井市

蔵元 1

五條市

蔵元 1

御所市

蔵元 3

香芝市

蔵元 1

葛城市

蔵元 1

宇陀市

蔵元 1

広陵町

蔵元 1

吉野町

蔵元 3

蔵元 15 軒 · 絞り込んで見る

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
今西清兵衛商店Imanishi Seibei Shoten 奈良市 1884 年 24 ¥1,299 921
長龍酒造Choryo Shuzo 広陵町 1963 年 24 ¥1,090 292
油長酒造Yucho Shuzo 御所市 1719 年 16 ¥1,630 189
美吉野醸造Miyoshino Jozo 吉野町 1912 年 28 ¥1,540 123
千代酒造Chiyo Shuzo 御所市 1873 年 19 ¥1,430 110
奈良豊澤酒造Nara Toyosawa Shuzo 奈良市 1868 年 8 ¥1,229 95
梅乃宿酒造Umenoyado Shuzo 葛城市 1893 年 4 ¥1,707 70
北岡本店Kitaoka Honten 吉野町 1868 年 6 ¥1,023 54
久保本家酒造Kubo Honke Shuzo 宇陀市 1702 年 5 ¥1,413 49
澤田酒造Sawada Shuzo 香芝市 1830 年 2 ¥1,650 22
五條酒造Gojo Shuzo 五條市 1924 年 3 — 19
葛城酒造Katsuragi Shuzo 御所市 1887 年 3 ¥1,760 9
今西酒造Imanishi Shuzo 桜井市 1660 年 3 ¥3,300 8
北村酒造Kitamura Shuzo 吉野町 1788 年 1 ¥2,310 6
倉本酒造Kuramoto Shuzo 奈良市 1871 年 1 ¥1,958 6

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

奈良県の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、花巴(美吉野醸造)、春鹿(今西清兵衛商店)、長龍(長龍酒造)、風の森(油長酒造)、篠峯(千代酒造)。奈良県の銘柄は全部で 24 銘柄、在庫のある商品は 147 種です。
奈良県の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 81 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 41%(全国 41%)で、全国よりほぼ同じです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 58%(全国 68%)です。印のそろう 41 都道府県の中で辛口の割合は 20 番目に高い県です。
奈良県の日本酒の味わいの特徴は?
全国と比べていちばん多い味わいの印は「すっきり」で、在庫の商品の 41%(全国 34%)に付いています。
奈良県の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、八咫烏 吉野千本桜 辛口 ¥1,023、長龍 純米酒 大和秋津穂 ¥1,090、貴仙寿 本醸造 辛口 ¥1,229です。
奈良県の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥3,300(16 種)、純米吟醸 ¥1,870(26 種)、純米 ¥1,793(50 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
奈良県の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 15 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 今西酒造(1660 年)。
奈良県の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 79 種で多いのは、山田錦(35 種)、雄町(15 種)、五百万石(10 種)です。

水と米

奈良県は大和盆地を中心に、東西を山々に囲まれた内陸の産地です。県内を流れる吉野川や葛城山系から流れ出る伏流水は総じて軟水で、桜井市三輪の大神神社が鎮座する三輪山の伏流水も、古くから酒造りの水として用いられてきました。盆地北部と、吉野山地に連なる南部とでは気候や水の性格が異なり、地域ごとに酒質の傾向にも違いが表れます。中世には菩提山正暦寺で、麹米・掛米ともに精白米を使う「諸白」造りや、三段に分けて仕込む技法、酒母の原型となる「菩提もと」、腐敗を防ぐ火入れといった、現在の日本酒造りの基礎となる技術が確立され、江戸時代の醸造技術書「童蒙酒造記」にも「奈良流は酒造り諸流派の根元」と記されています。盆地特有の気候と、歴史に磨かれた技術が、奈良の酒に静かな奥行きを与えています。

酒質の傾向

奈良の酒は、盆地特有の寒暖差の大きい気候と軟らかな仕込み水のもとで、しっかりとした酸を伴いながらもすっきりとした後味を持つものが多いといわれます。今西清兵衛商店、千代酒造、油長酒造、吉野の美吉野醸造など、地域ごとに個性ある蔵元が県内各地に点在し、伝統的な生酛づくりや長期熟成に取り組む蔵もあります。酒どころとして知られた奈良では「奈良漬け」も生まれており、地元の発酵食文化や季節ごとの熟成の変化とともに楽しみたい酒です。

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奈良の酒造りの歴史は神話の時代にさかのぼるとされます。日本書紀には、疫病を鎮めるため大物主大神のお告げにより、杜氏の祖とされる高橋活日命が一夜で酒を醸し神前に捧げたという逸話が記され、大神神社の境内には活日命を祀る活日神社もあります。中世には菩提山正暦寺をはじめとする寺院で「僧坊酒」が盛んに造られ、フランスでパスツールがワインの低温殺菌法を発見するより400年以上も前から、腐敗を防ぐための火入れが行われていました。当時の「奈良酒」「諸白酒」は高級酒の代名詞として珍重され、江戸時代のポルトガル語辞典に載る酒に関する言葉のほとんどは、奈良の酒にまつわるものだったと伝えられています。奈良から江戸へ運ばれた酒は「くだり酒」として重宝されました。