南会津町 市区町村 GI

市区町村 GI

解説の更新 · 価格・在庫 取得(毎日更新)

蔵元 4 軒
銘柄 6 銘柄
在庫の商品 44 種
ショップの出品 427 件
最安値(720ml) ¥1,045
最安値の中央値 ¥1,980
GI GI南会津(2024 年指定)
出典: 価格・在庫は楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品情報( 取得、毎日更新)。産地の区分は都道府県と市区町村、GI は国税庁「酒類の地理的表示一覧」。蔵元の所在地は公式サイトと各県酒造組合の資料。

南会津町は福島県南西部、越後山系に囲まれた豪雪地帯にある町で、2024年に清酒の地理的表示「GI南会津」に指定されています。阿賀川上流の分水嶺に近い軟水と、雪に閉ざされる冬の低温発酵が、口当たりのやわらかな酒質を育んできました。

南会津町の酒は全国と比べてコクが多く(38%、全国 26%)、辛口は少なめ(32%、全国 41%)。甘辛と味わいの傾向

甘辛と味わいの傾向 在庫の商品の印の割合。主な産地・全国と比べて

福島県全体の傾向と他の県との比較 · 県ごとの図を並べて見る

辛口 32%すっきり 24%華やか 33%旨み 29%コク 38%
南会津町 全国(目盛りは 25% ごと)
印南会津町全国
辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)32%41%
やや辛口(+1.5〜+3.4)40%26%
中口(-1.4〜+1.4)28%19%
やや甘口(-3.4〜-1.5)0%5%
甘口(-3.5 以下か商品名に甘口)0%8%
日本酒度の平均(日本酒度の書かれた商品)+2.4+2.1
すっきり24%34%
華やか・フルーティ33%41%
コクがある38%26%
旨みがある29%37%

「淡麗」は味の濃さが軽いこと、「辛口」は甘みが少ないこと(日本酒度が高いほど辛口)。両方そろうのが「淡麗辛口」です。甘辛は商品名の表記か商品説明の日本酒度、味わいは各ショップの商品説明で平均より多く使われる語から機械的に付けた印で、印の付いた商品の中での割合です(甘辛 25 種、味わい 21 種)。県の傾向より蔵ごとの個性のほうが大きいので、目安として(印の付け方)。日本酒度の平均は全国とほぼ同じ(差 0.2)なので、甘辛は辛口の割合のほうを目安にしてください。

南会津町の日本酒の銘柄 6 銘柄(在庫の商品 44 種)

銘柄蔵元特定名称甘辛・味わい(多い印)720ml の価格在庫の商品
ロ万 花泉酒造 純米吟醸〜純米大吟醸 フルーティ コクがある ¥1,705〜¥5,800 13 種
国権 国権酒造 本醸造〜純米大吟醸 やや辛口 すっきり 熟成 ¥1,045〜¥6,680 13 種
花泉 花泉酒造 本醸造〜大吟醸 辛口 コクがある 華やか ¥1,350〜¥2,450 8 種
開当男山 開当男山酒造 普通酒〜大吟醸 やや辛口 旨みがある コクがある ¥1,265〜¥4,390 6 種
会津 会津酒造 本醸造〜純米吟醸 中口 すっきり 旨みがある ¥1,118〜¥1,627 2 種
山の井 会津酒造 純米吟醸 — ¥1,870〜¥2,200 2 種

在庫のある商品を銘柄ごとにまとめ、この市区町村の銘柄、近くの蔵の銘柄の順に商品の多い順で並べています。甘辛と味わいは、その銘柄の商品に多い印。価格は 720ml の商品の最安値の幅です。

特定名称ごとの価格 在庫のある 720ml の商品の最安値。全国と比べて

特定名称商品最安値の中央値いちばん安い全国の中央値
純米大吟醸10 種¥2,454¥2,100¥3,300
大吟醸4 種¥4,390¥2,450¥3,999
純米吟醸7 種¥1,800¥1,627¥1,980
特別純米3 種¥1,640¥1,430¥1,760
純米8 種¥1,870¥1,265¥1,650
本醸造6 種¥1,590¥1,045¥1,300

商品ごとに、楽天市場・Yahoo!ショッピングの 720ml の出品でいちばん安い価格をとり、その中央値です。在庫のある 720ml の商品が 3 種以上ある特定名称だけ。高い限定品が多い県は中央値も上がります(特定名称の違い · 集計の方法)。

在庫のある商品 44 種

商品蔵元特定名称最安値(720ml)出品
国権 純米大吟醸 てふ 国権酒造 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) 華やか ¥2,520 7
国権 純米大吟醸 一吉 国権酒造 純米大吟醸 やや辛口(日本酒度 +2) 旨みがある ¥4,550 7
会津 本醸造 辛口 会津酒造 本醸造 辛口(商品名の表記・日本酒度 +5) すっきり 旨みがある ¥1,118 6
国権 特別純米 夢の香 国権酒造 特別純米 やや辛口(日本酒度 +2) 旨みがある すっきり ¥1,640 6
開当男山 純米酒 山王丸 生 開当男山酒造 純米 中口(日本酒度 -1) コクがある 旨みがある ¥1,870 6
ロ万 純米大吟醸 原酒一回火入れ 福乃香35 花泉酒造 純米大吟醸 ¥2,100 6
一ロ万 純米大吟醸 生原酒 花泉酒造 純米大吟醸 ¥2,420 6
国権 大吟醸 国権酒造 大吟醸 辛口(日本酒度 +3.5) 華やか ¥3,886 6
ロ万 純米大吟醸 生原酒 福乃香35 花泉酒造 純米大吟醸 ¥4,480 6
ロ万 純米大吟醸 しずく取り 花泉酒造 純米大吟醸 ¥5,800 6
国権 特撰大吟醸酒 国権酒造 大吟醸 辛口(日本酒度 +3.5) 熟成 フルーティ ¥6,680 6
国権 俺の出番 純米酒 国権酒造 純米 辛口(商品名の表記・日本酒度 +6) すっきり ¥1,733 5
山の井 清か 会津酒造 純米吟醸 ¥1,870 5
国権 純米酒 てふ 国権酒造 純米 中口(日本酒度 0) ¥1,980 5
花泉 本醸造 原酒 花泉酒造 本醸造 ¥2,040 5
ロ万 純米大吟醸 福乃香50 花泉酒造 純米大吟醸 ¥2,300 5
国権 純米生貯蔵酒 てふ 国権酒造 純米 中口(日本酒度 0) ¥1,980 4
花泉 大吟醸酒 花泉酒造 大吟醸 ¥2,450 3
花見ロ万 純米吟醸 低アルコール一回火入れ 花泉酒造 純米吟醸 ¥3,630 1800ml 3
花泉 特別純米酒 花泉酒造 特別純米 ¥2,120 2

蔵元 4 軒

蔵元所在地創業在庫の商品最安値(720ml)出品
花泉酒造Hanaizumi Shuzo 南会津町 1920 年 21 ¥1,350 260
国権酒造Kokken Shuzo 南会津町 1870 年 13 ¥1,045 102
開当男山酒造Kaito Otokoyama Shuzo 南会津町 1716 年 6 ¥1,265 55
会津酒造Aizu Shuzo 南会津町 1688 年 4 ¥1,118 21

よくある質問 2026-11-06 時点の在庫から。毎日更新 · 集計の方法

南会津町の日本酒の銘柄は?
在庫のある商品の多い順に、ロ万(花泉酒造)、国権(国権酒造)、花泉(花泉酒造)、開当男山(開当男山酒造)、会津(会津酒造)。南会津町の銘柄は全部で 6 銘柄、在庫のある商品は 44 種です。
南会津町の日本酒は辛口が多い?
甘辛の分かる在庫の商品 25 種のうち、辛口(日本酒度 +3.5 以上か商品名に辛口)は 32%(全国 41%)で、全国より少なめです。やや辛口(+1.5〜+3.4)を合わせると 72%(全国 68%)です。
南会津町の日本酒の味わいの特徴は?
全国と比べていちばん多い味わいの印は「コクがある」で、在庫の商品の 38%(全国 26%)に付いています。
南会津町の日本酒で手頃な 720ml は?
出品が 3 件以上ある商品で 720ml の最安値が安い順に、国権 本醸造 ¥1,045、会津 本醸造 辛口 ¥1,118、開当男山 純米酒 ¥1,265です。
南会津町の日本酒の価格の目安は?
720ml の最安値の中央値は、純米大吟醸 ¥2,454(10 種)、大吟醸 ¥4,390(4 種)、純米吟醸 ¥1,800(7 種)、特別純米 ¥1,640(3 種)、純米 ¥1,870(8 種)、本醸造 ¥1,590(6 種)です。全国の中央値と並べた表は本文の「特定名称ごとの価格」にあります。
南会津町の酒蔵はいくつある?
楽天市場・Yahoo!ショッピングに在庫のある蔵元は 4 軒です。そのうち創業がいちばん古いのは 会津酒造(1688 年)。
南会津町の日本酒によく使われる酒米は?
酒米の分かる在庫の商品 33 種で多いのは、夢の香(18 種)、五百万石(13 種)、山田錦(7 種)です。
南会津町の日本酒に地理的表示(GI)はある?
あります。「GI南会津」(2024 年指定)で、国税庁が指定した清酒の地理的表示です。

水と米

南会津町は福島県内で最も南に位置する行政区で、総面積の約9割を森林が占める豪雪地帯です。帝釈山をはじめとする越後山系の急峻な山々に四方を囲まれ、太平洋に注ぐ利根川水系男鹿川と日本海に注ぐ阿賀野川水系阿賀川の分水嶺に近く、阿賀川や伊南川の上流域からミネラル分の少ない平均硬度約30の軟水が豊富に供給されています。この軟水を仕込み水に使うことで発酵が穏やかに進み、上品な甘みの酒質が形成されます。年間降雪量は9mを超え、最低気温はマイナス10度以下になることもありますが、酒蔵に積もった雪が天然の断熱材となって蔵内の温度を安定させ、繊細な温度管理を要する酒造りに適した環境をつくってきました。雪解け水が豊富な夏場は昼夜の寒暖差が大きく、福島県所縁の酒造好適米「夢の香」などの米作りも盛んです。こうした軟水と気候が、南会津ならではのやわらかな口当たりの酒を生み出しています。

酒質の傾向

南会津の純米酒は、総じて口当たりがやわらかく、米由来の優しい甘みとフルーティーな香りが調和し、後味はすっきりと軽快です。特に純米大吟醸酒や純米吟醸酒は、リンゴやメロンを思わせる爽やかな香りが上品な甘みと重なり、澄んだ余韻を残します。地理的表示「南会津」の管理機関を担う花泉酒造は、この地で酒造りを続けてきた蔵元の一つです。塩蔵した山菜やきのこの料理、そば、南郷トマトや会津田島アスパラガスの天ぷらなど、地元で親しまれてきた素朴な料理と合わせて楽しむのに向いています。

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地理的表示「南会津」を名乗るには、米・米こうじに産地の範囲内で収穫した米のみを、水に産地の範囲内で採水した水のみを用い、製造・貯蔵・容器詰めまでを産地の範囲内で行うことが条件です。2024年8月30日に清酒として指定されました。

この地域で酒造りが行われてきた記録は江戸時代の元禄年間(1688年〜1704年)にさかのぼります。かつて「南山御蔵入領」と呼ばれる天領地の一部であったこの地域は、会津若松を中心とした会津藩とは異なる文化圏を形成し、豪雪による交通の遮断で杜氏を継続的に招くことが難しかったことから、地域の人々が自ら試行錯誤しながら酒を醸してきました。塩蔵した山菜やきのこ、乾物を使う土地の食文化に合うよう、口当たりがやわらかく後味のすっきりした酒質が育まれていったといわれています。